第四章
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
っとも批判者達はそうしたものも見ようとはしないのだが。
「では閣下」
「演説の文章はいつも通りだ」
彼は言う。
「私がやっておく。秘書官にチェックはしてもらうがな」
「それではそのように」
「軍を近代化させこの国をより守る」
彼は強い声で言った。
「何としてもな」
そう決意して議会に出向き演説を行った。野党はその彼の演説の前に何もできず沈黙してしまった。こうして軍の近代化は通った。これによりこの国はその護りを固めた。総合的に見て国力をさらに伸張させたのだった。
彼の政権下で国家は復興し発展した。それは完全に軌道に乗った。政権に就いてから二十年程経ったがその間様々な強権を発動した。確かに彼は権力を握っていた。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ