第三章
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はこうも言う。
「例えそれが評判の悪い政策であってもだ」
「あの国との国交樹立の時と同じでですか」
「そうだ。国家と国民の為にはしなければならないことがある」
確固たる意志と共に述べた。
「必要とあらばな」
「確かに。それで閣下」
リンデンバーグはその確固たる意志を見せたシュツットガルトに対してまた言ってきた。
「今年度の予算ですが」
「うむ」
「軍事費が多過ぎると野党から批判が出ていますが」
「多過ぎるか」
軍事費の話が出るとまた顔が変わった。
「あれで」
「はい。軍部を優遇しているのではないかと言っていますが」
「あの政党には軍事に詳しい人間はいない」
シュツットガルトは話を聞いてまずこう言った。
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