変化と不変の入り乱れ
第二章 幻想郷と少年
東方変形葉9話「紅魔館の愉快な仲間たち」
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館、紅魔館に来るがよい。ところで、そろそろ帰ったほうがいいんじゃない?」
「あ!そうだった!!じゃあ、俺はこれで。」
「あ、ちょっとまちなさい、お夕食でも・・・ってうぇ!?あの人間もスキマを使えたのか!?なんかスキマっぽいやつの中に入って帰ったわよ!?」
スキマ人間?
「さっき妹様をキャッチするためにそれっぽいのを開いていたじゃない。よく見ていなさいよ、レミィ。」
「あー、あのとき少し眠かったから・・・」
いやいや、でもそれでもフランの頑張りっぷりはちゃんと見届けてたわよ!?と付け加えた。
「じゃあ私も帰るわね。」
スキマは私らのやり取りを無視するのかい。おや?そういえば・・・。
「どうしてここに葉川裕海がいることがわかったの?」
「霊夢に聞いたのよ。」
「ふう〜ん?」
どうして霊夢が裕海の居場所を知っているんだろうか。
「お嬢様。」
「何?咲夜。」
「お夕飯の用意ができておりませんので、出前を取りましょう。」
メイドとしてそれはどうなのかしら・・・まあ、たまには違うやつが作った料理も悪くないかしら。
「じゃあ、寿司!!」
「さっきあげた鮒寿司があるじゃない。」
「いらんわ!!霊夢にもっていけ!!」
霊夢ならおいしそうに食べてくれるわよ!・・・多分。
―その後の博麗神社―
「ふう、さて夕ご飯を作りましょうか。」
材料をあの子の家からちょっとだけいただいた。ち、ちょっとだけなんだから!さすがに年下の人間の子の家からごっそり持ち帰るほど鬼じゃないわよ!とか脳内で抗議をしていたら、空間の裂け目が出てきた。
「ハロー」
「帰れ」
「紅魔館でも同じ反応されたわよ!!」
知らないわよ。それよりも、
「何の用なのよ!」
「そんなに怒らなくても・・・これ、珍味を持ってきたわ。」
「・・・この前の毛虫の焼き物ねぇ、なかなかおいしかったわ。」
内容はともかく、味が良かったわ。なかなかだった。
「それはよかったわ。今回はこれ!!鮒寿司よ。」
「くさっ!?」
その後、霊夢は鮒寿司に襲われる夢を見ましたとさ、めでたしめでたし。
「めでたくない!!」
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