<2:if編>
ティアナの場合 CASE-1
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中にっ!」
ティアナが息も絶え絶えに放った言葉に、ゲオルグは首を横に振る。
「バカ言うな。 そんなことできるわけないだろ!」
そう言って引き抜こうとしたゲオルグだったが、その腰にティアナの脚が絡みつく。
「なっ!? 待て待て! さすがにまずいだろ、さっさと脚外せ!」
「いやです!」
ティアナは叫ぶようにそう言うと、動きを止めたゲオルグの代わりと言わんばかりに
激しく腰を動かし始める。
「ああっ、やあっ、ふぁあっ! やぁあああああああんっ!!」
すぐにティアナは絶頂に達し、ゲオルグのモノをギュッと締め付ける。
「くぅううううっ! ああっ!」
ゲオルグは苦しげな声をあげると、ついに忍耐の限界を迎える。
次の瞬間ゲオルグの腰が跳ね、ティアナの膣内にどくどくと精が放たれる。
「ああっ! ふわぁあっ!! あつぅ・・・いぃっ!」
やがて、射精が終わるとゲオルグはティアナの体内から自分のモノを引き抜いた。
割れ目から、ティアナの血と愛液、そしてゲオルグの精液が混じった液体が
どろっと垂れてくる。
その淫猥な光景に目を奪われつつ、ゲオルグはどさっとベッドに倒れ込んだ。
「はあっ・・・はあっ」
隣で肩を上下させて息をするティアナの頭に手を当てると、
ゆっくりと優しく撫でた。
「ゲオルグさん・・・きもち、よかったです」
「俺もだよ」
ゲオルグが小さく返事をすると、ティアナはニコッと笑ってから目を閉じた。
そして、ゲオルグもそれに続くように目を閉じる。
いつの間にか雪はあがり、雲も晴れて月光が二人の裸体を青く照らす。
翌朝目覚めたとき、この2人の関係がどのようなものに変わるかは
当の二人にも判ってはいない。
だが少なくともこの瞬間、ティアナは無上の幸福感に包まれながら
眠りに落ちて行った。
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