第二章 雨
第3話 四糸乃とよしのん
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。さすがに一方通行に任せすぎだ。そろそろ俺達も働くぞ」
佐天「了解です!」
そして、この2人も精霊の調査へと動き出す。
なんだかんだで鳶一折紙の家の前まで来ていた。
一方「……なンか、インターホン押すと勢いよく銀髪ASTがでて来そうな気がするンだが……」
士道「はぁ?なんでだよ?」
士道は一方通行の言葉を受け流しつつインターホンを押す。
すると、勢いよく鳶一折紙が出てきた。
一方「(やっぱりな…)」
一方通行は心の中で自分の予想が当たってたことに少しビックリしていた。
士道「わ、悪いな。急に遊びにきたりして」
折紙「別に構わない。それより……何故あなたも来ている?」
一方「俺の知り合いのガキが人形をなくしたンだよ。人形の特徴を聞いたら、テメェがこの前の精霊との戦闘の後に拾ったヤツと似てたから確認しにきたンだよ」
士道はとっさにこんなことを言える一方通行を驚きの目で見ていた。一応嘘は言ってないのだが。
折紙「……用はそれだけ?」
一方「あァ……」
その言葉を聞いた折紙はドアをバタンと閉じて中に戻った。
数十秒後、折紙が四糸乃が左手にしていた人形……よしのんを持ってきた。
折紙「私も元々いらなかったから処分に困ってたところ」
一方「そりゃ危なかったなァ。ンじゃ俺は帰らせてもらうぜ」
折紙「じゃあ、士道は上がって」
士道「え……?えー!?」
一方「ンじゃ後は任せたぞ」
士道「(俺、何の為に来たんだろう……)」
士道は心の中でそう思った。
数分後、
空間震警報が鳴った。
四糸乃はASTに追われていた。
自分のまわりに防壁を張ってなんとか攻撃を防いでいる。
だが四糸乃の精神状態はかなり揺らいでいる。
そして、
ザドギエルが召喚された。
一方「チッ!遅かったか!」
一方通行は風力操作で風の渦をつくり、空を飛んで、ザドギエルに一番近いビルに降り立った。
一方通行は右手によしのんを持っている。
ザドギエルがこちらに向かって吹雪をしてきた。それが一方通行へと直撃する。
とっさに風の渦を作り、放出した。
だが吹雪を全て打ち消すことはできなかった。
吹雪が一方通行に襲いかかる。
反射はきかなかった。
吹き飛ばされ数m後ろに転がる。
一方「チッ!」
一方通行は一旦逃げることにした。
ザドギエルは深追いせずに、攻撃を開始したASTへと攻撃を始めている。
一方通行はザドギエルから十分な距離をとり、近
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