第二章 雨
第1話 ザドギエル
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のんはそれくらいで落ちたりは…』
不意に言葉が途切れた。何故なら、
足を踏み外した四糸乃が落ちたからだ。
上条は1歩前に出て助けようとした。
と、その前に士道が四糸乃を受け止めたようだ。
まあ、士道のいた所に落ちたので仕方が無いのだが。
そして上条は気づく。
落ちた時の弾みで2人がキスしていることに。
上条「……何してるんだ?」
士道「ち、違う!誤解だ!これは事故で……」
十香「シド〜!?」
士道「と、十香!?」
怒りでいっぱいの十香が向こうに立っていた。
そして十香がこちらにゆっくりとやってくる。
上条「……避難したんじゃないのか?」
十香「シドーと当麻が心配できたのだ。それなのに……」
十香は士道への怒りでいっぱいだった。そこによしのんが追い打ちをかける。
よしのん『十香ちゃん、悪いんだけど士道くんは君に飽きちゃったんだよね』
十香「!」
士道「!」
上条「はぁ…」
十香と士道が驚愕の顔をしてる横で上条はため息をついた。
面倒だな……と心の中で呟いた。
それと同時に思う。
さっきから″よしのん″と呼ばれる人形ばかり話していて、″四糸乃″と呼ばれた緑色のフードを被った青髪の子は一言も話していない。
上条は四糸乃を見ていた。
すると、
人形が怒りに染まった十香によって取り上げられた。
十香「私はいらない子ではない!士道はここにいていいと言ってくれたのだ!」
一体どういう経路でそんな話になったのか分からないが、十香は取り上げた人形に言っていることだけは分かった。
四糸乃「……」
四糸乃は驚きよりも悲しい表情でよしのんを見る。そして、
四糸乃「返し……て、下さ、い……」
ここで初めて喋った。十香の手にある人形を取ろうとしている。
取るのをやめると、
急に何か肌寒くなった。
四糸乃が氷系の天使を出していた。
上条「よ、四糸乃!?」
天使は暴れている。
十香と士道と上条は死角となる場所に避難した。
そして、
天使が攻撃してきた。
その頃、佐天はというと
ミサカ「どこへ行くのですか?とミサカはあなたとの別れをさみしく思いながら言います」
佐天「精霊が現れたからさ。そこに向かうの」
ミサカ「確か精霊の調査でしたね。とミサカはあなたの目的を思い出しつついいます」
佐天「あ、ミサカちゃんも来ます?」
ミサカ「いえ、ミサカは研究所で働いてる身なので。とミサカはそろそろ戻らないと怒られそうな予感がしています」
佐天「え?そんなに話してたの!?ごめんね!せっかく
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