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魔法少女リリカルなのは ViVid ―The White wing―
第二章
十九話 合宿終了!
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して夢中になってキーを叩いて居る内に、何時の間にやら時計は午後30時を指して……って30時!?
コホン、失礼、話がそれた。、さて、と言う訳で色々と有れど楽しかった四日間の合宿はあっという間に過ぎ、此処はミッドチルダ首都次元港。

合宿メンバーはと言うと、今はなのはとフェイトが預けていた車を取りに行き、スバル・ティアナと、ノーヴェ、それに子供たちだけが残って居た。

「でも、みんな明日からまた忙しくなるわねぇ」
「インターミドルに向けて、ばっちりトレーニングしなくちゃ!」
ティアナとスバルが其々子供達を見ながら言った。執務官と防災救助隊というアホほど忙しい職に付いている事を考えれば、ある意味彼女達にこそ向けられるべき発言とも絵居るかもしれない。と、そんな事を一々言うのは野暮と言う物か。

「はいっ!でも、ノーヴェ師匠(コーチ)がきっちりトレーニングメニュー組んでくれるので、大丈夫です!」
そうそう。ノーヴェは、チビッ子達のコーチ兼、試合時にリング外でアドバイス、回復などを行う、セコンド役を引き受ける事となって居た。
勿論四人全員を彼女が面倒みるのでは大変なので、彼女の姉妹たちも手伝ってくれる予定だが。


さて、此処で一度、IMと言う大会の内容に付いてさらりと紹介しておこう。
概要としては、先程説明した通り、DSAA主催の、魔法戦技競技大会である。

しかし実を言うと、この大会の仕組みは少し細かい。
出場の基盤となる規定が、“管理世界内のいずれかの世界の出身であること”と“十代である事”のみであり、加えて大会を運営する組織がこの次元世界全体のスポーツ競技を統括する組織である為、この大会には非常に沢山の子供たちが参加する。
その中からトップ……つまり、「次元世界最強の十代」を選び出す過程は、当然、ふるい落としの連続だ。

先ず参加者達が初めに参加するのは、《地区選考会》
各世界内の、更に細かく区分けした地区ごとに予選参加者を募り、其処でレギュレーションの確認と簡単な健康チェック、及びスパーリングの実技を行う。余談だが、この組み分けにおけるヴィヴィオ達の参加枠は、《ミッドチルダ中央区》である。

さて、その選考会の結果からトーナメント表が組まれ、《地区予選大会》が行われる。
予選大会は第1組〜20組までで競われ、其々のトーナメントのトップ選手が決まるまでの勝ち抜き戦だ。ちなみにこれも余談だが、トーナメントには一般参加者の[ノーマルクラス]と、選考会の成績優秀者や過去の入賞歴の持ち主たちからなる、シード枠の[エリートクラス]が存在する。詰まる所、既に強さが確定している人物たちほど、戦う回数は少なくて済む訳だ。まぁこれ自体は、トーナメントのお決まりである。

その勝ち抜き戦に勝利し、其々の組の中でトップとなった《地
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