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魔法少女リリカルなのは ViVid ―The White wing―
第二章
十九話 合宿終了!
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」
「あ、うん……私もそう言うイメージあるかも……なんだっけ、場外乱闘当たり前の超不良メンバー、地下格闘技……」
「どんなイメージだよ其れ……」
笑いをこらえながらライノが答える。流石に誇張され過ぎだ。
「確かに武闘派で口の悪い奴は多いけどよ、其処まで怖い奴らじゃねぇよ。慣れてみりゃ皆気の良い奴らさ。てか、不良っつーなら女子にも《
砲撃番長
(
バスターヘッド
)
》が居るだろ」
「あー……」
「うう、でもやっぱりちょっと男子の人達は怖いかも……」
「あらあら」
「にゃはは……」
プルプル震えながら言うリオやコロナに、メガーヌとなのはが苦笑した。恐らく彼女達は、IMの男子が実は言うほど素行の悪い連中ではない事を知っているのだろう。どうやらこの歳の女子からすると、格闘技男子と言うのは少し怖いイメージもあるようだ。勿論、あって話してみれば話も違うのだろうが……
まぁ、無駄に相手を威圧したり挑発するような言動を起こすやからも確かに居るには居るので、ある意味では仕方ないのかもしれない。
「そいで?どうすんだアインハルト。出るのか?」
「あ、はい。今日の事で……私も色々と思う所が有りましたので……挑戦。させていただこうかと」
「へぇ。けどそーすっと、レギュレーションクリアしねーとだよな」
「レギュレーション……」
レギュレーションと言うのは、大会に参加する上での所謂必要条件のようなものだ。
年齢、健康、装備、同行者等幾つかの要素で構成されるが、アインハルトの場合であると……
「健康、年齢面は問題無くOKよね?」
メガーヌが言うと、なのはが頷く。ふと思い出したように、ライノが言った。
「そういやコーチとかセコンドどうすんだ?」
「あ、それはノーヴェが全員分引き受けてくれるそうです!」
「おぉ、そりゃまた」
一言にセコンドと言っても出場四人分全員と成ると中々大変だろうに。あ、いや……
「でもあの人姉妹多いから手伝ってもらうんかな……だったら俺も頼んでみっかな〜」
「にゃはは」
割と本気で言うと、なのはが楽しそうに笑った。
「んじゃ、後はデバイスだな」
「デバイス……?」
何となしに言うと、アインハルトは少し良く分かっていないような顔をする。
ライノは苦笑して、言った。
「そうか。まぁ知らねーよな。安全性考慮してな、出場者はCLASS3以上のデバイスを装備しなきゃいかん事になってんだ」
デバイスは、その用途の広さによって、CLASSと呼ばれるレベルが分けられる。
CLASS3、と言うのは所謂戦闘用に使用可能なレベルのデバイス。簡単に言えば、バリアジャケットを展開する事が出来るレベルのデバイスの事だ。
「私……デバイス、持ってないです……」
「あら、ならこの機会に作らないと」
「ですが
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