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リュリュちゃん日記
サンタローズ、激動の3日間!
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く使えねー男だ!
恰好つける為だけに志願すんじゃねーよ!
俺はリュリュ嬢ちゃんの父親に会った事はないが、すげー人物らしい……
あの腐りきったラインハットを救った立役者だって聞く。
このヘタレが頑張った所で、そんな男に惚れているシスターを、落とせる訳ないだろうに!

その後も俺達は洞窟内を隈無く探したが、結局リュリュ嬢ちゃんは居なかった。
仕方なく洞窟から出ると外は既に真っ暗で、今日の捜索は打ち切りとなった。
明日は村の外を重点的に探す予定だ!

オリバーSIDE END



<サンタロース>
タナSIDE

今日も朝からリュリュちゃんの捜索だ。
私とオリバー、ジェックとゲイツ親子。
二手に分かれてサンタローズ周辺の森を捜索する……

しかし、あんな真面目で良い子が家出をするなんて信じられない!
オリバーとも話してたんだが、悪いヤツに攫われてないか心配だ!
あの子は天使の様に可愛いから、変な事されちまうだろう……
一刻も早く見つけ出さないと……

「なぁ、女将さん……リュリュ嬢ちゃんの父親って、どんな男なんだい?」
オリバーが急にリュカの事を聞いてきた。
「何だい!?リュカの事が気になるのかい?」

「そりゃ、気になるさ! あれ程の美人だ……俺だって初めて会った時は、デックの母親になってくれないかと考えもしたからな!」
「そりゃダメだよ! あの子は男に触る事が出来ないから!」

「んな事は分かってるよ! でも、男に触れただけで発狂するシスターが、唯一大丈夫な男ってどんなヤツなんだ?」
「リュリュちゃんがマントの中にドラキーを隠しているのは知ってるね!」

「当たり前だ! あんなの隠している内にはいらねー! マントが膨らんでるじゃねーか!」
「リュカもモンスターと仲良くなる事が出来るんだ!」

「魔物使いって事かい?」
「まぁ……そうなるが、本人にそう言ったらきっと怒るだろうね。『使ってなんかいない! みんな友達だ!』ってさ!」

「モンスターが友達かよ……」
「そう……あの子は分け隔てなく優しい子なんだよ。そんな男さね!」
そう……あの子は優しい子なんだ……
あの子が居れば…

タナSIDE END



<サンタローズ>
フレアSIDE

今日で3日目……
リュリュが私の前から姿を消して3日……
私には祈る事しか出来ない……

リュリュは祈っても意味がないと日記に書いてた。
その通りだと思う……
村が襲われた時も、大勢の男に犯された時も、私は神に祈り続けた……
だが何も起きなかった。

村は滅ぼされ、私は犯され続けた……
でも私には祈る事しか出来ない……
もう神でも悪魔でも構わない。

リュリュは私の宝なのだ……命よりも大切
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