第五章
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ゃ、わし等は森を守れなかった」
勇気、それもなかったならというのだ。
「そういうものじゃ」
「そうですか、それでは」
「これからも森を守る為にはですね」
「勇気もな」
それも備えるべきだというのだ。
「そのことを言っていくぞ」
「わかりました、そうですか」
「我々はですか」
「そのことを忘れるでないぞ」
長老は穏やかだが確かな声で周りに告げた。
「ではな」
「はい、それでは」
「これからは」
若いエルフ達は微笑み長老の言葉に頷いた、そのうえで今の勝利を祝いこれからも森を守ることをそれぞれの心に誓ったのだった。勇気を知ったうえで。
勇者達 完
2013・11・20
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