暁 〜小説投稿サイト〜
魔法をもらって
第一章
[2/2]

[9] 最初 [2]次話
綺麗になろうとだ。
 それでテニススクールに入って毎日牛乳を必死に飲んだ、そうして背も普通だがモデルの様に長身になろうとも誓った。
 スポーツに牛乳に励んだ、それでテニススクールでも一人で残って最後まで練習をした。スクールの背先生達もその菫礼を見て言う。
「あの娘熱心よね」
「ええ、刈谷さんはね」
 こうだ、コーチの控え室で話すのだった。
「あの娘最後まで残ってね」
「必死にやってね」
「あの娘いい選手になるかもね」
「テニスプレイヤーにね」
 なれるというのだ、こう話すのだった。
「やっぱり真面目にやってる娘って伸びるからね」
「そうそう」
 こうした話をしていた、皆菫礼に注目していた。
 そしてその菫礼にだ、ある日コーチの一人である小山田遥が来た。黒く長い髪を後ろでポニーテールにしており細く黒い眉が長く伸びている。
[9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ