第一章
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か」
「飲み物はコーラな」
「コーヒーあるかい?」
「ああ、あるぜ」
笑顔でこう言ってであった。すぐにそのコーヒーも注文した客に出すのだった。
「ほら、飲みな」
「ああ。しかしこのコーヒーな」
「どうしたよ」
ジャケットの若い、自分と同じ位の年齢の白人の客に応える。その顔にはそばかすがありそれが妙に似合った顔をしている。
「まずいってのかい?」
「味はいいけれど熱いな」
その白人の客はホットドッグを右手に、コーヒーが入った使い捨てのコップを左手に持ってそれを飲みながらだ。こう言うのだった。
「それもかなりな」
「寒いからな。それで熱くしたんだよ」
「それでかい」
「ああ、それでさ。駄目か?」
「ああ、いいな」
客は満足した顔で述べた。
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