プロローグ
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。」
「絶対嫌や!逃げるんなら、皆も一緒に・・・」
「それはダメだ。奴を放っておいたら、同じ悲しみが繰り返される。」
「なら、私も一緒に・・・」
そう、はやてが涙ながらに反論した時だった。
「あまり、わがままを言ってはいけませんよ。」
倒れていたリインフォースがヨロヨロと立ち上がったのは。
「リインフォース!」
「まだ生きていたのか!?」
それを見たはやてとリーダーが驚愕して叫ぶ。
「ああ。だが、もう長くは保たない。だから、せめて最期に主を御護りしたい。」
「・・・わかった。はやてを頼む。」
「ああ。任せておいてくれ。」
そして、リインフォースははやてを抱き上げた。当然、はやてはそれに反発する。
「ちょっと!何をするん!!私もここに・・・」
「えいっ。」
「あ・・・」
すると、派遣転生者の一人がはやてを魔術で眠らせた。それにより騎士甲冑が解除され、はやての姿は私服へと戻る。
「すまんな・・・」
「別にいいって。それより、早く行かないと。」
「ああ、分かっている。」
そして、リインフォースはリーダーの作った裂け目へと飛び込んでいった。
「もう、お別れは済んだかね。」
リインフォースが飛び込んだ裂け目が消えた後、元凶が転生者達に語りかけた。
「随分と悠長に待ってくれたな。」
「彼女の絶望した顔は充分楽しんだのでな。妨害する必要性を感じ無かっただけの事だ。」
リーダーの言葉にそう答えると、元凶は笑みを浮かべて言葉を続けた。
「それに、彼女が再び私と会いまみえた時、どのような反応をするかも興味がある。」
「残念だが、それを確かめる事は出来ないぞ。ここでお前を倒すんだからな!」
「面白い。やってみるがいい。」
そして、転生者達と元凶はぶつかり合う。
俺の名前は『ジンライ』。ただのトラック運転手だ。だが、俺にはある秘密がある。それは、俺がいわゆる転生者と言う奴だと言う事だ。
神様のミスで死んじまった俺は、お詫びとして転生させて貰えるようになった。その時くじ引きで種族を人間、容姿を『トランスフォーマー超神マスターフォース』のジンライ、そして行く世界に『ハイスクールD×D』を引き当てた訳だ。その後、原作開始よりかなり前に生まれた俺はこのまま原作に関わる事は無いだろうと思っていた。
だが、俺が色々な事を忘れてトラック運転手になった頃、なんとおれはマスターフォースの原作のジンライみたいにゴッドマスターになってしまった。その後、俺は天使、悪魔、堕天使の三勢力のゴッドマスターを巡る戦いに巻き込まれ、さらにゴッドマスターの創造主を名乗る『デビルZ』が侵攻して来た。最終的
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