日常の中に潜む非日常
東方変形葉8話「花の異変の原因は?」
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「たしかうどんげさん・・・・かな。あの薬剤師さんの弟子と聞いたような・・・」
「鈴仙・優曇華院・イナバ!もう本名みたいになってきてるわね。」
「れ・・・れい・・?うどんげ・・・・?い・・・?」
長い名前だな、覚えづらい。おまけに呼びにくい。
「もう、わかったわよ。鈴仙でもうどんげでも好きに呼びなさい。」
「ああ。わかったよ鈴仙。」
「あ、そうだ!わたしに人形を作ってもらいたいのだけど、いいかしら?」
「ああ、かまわないよ。」
「まあそれは今度にして・・・てゐ・・・ピンク色の服を着て、垂れ耳のある幼く見える子、見てない?」
「見てないな。まあそれっぽい子がいたら連れてくるよ。」
「ちゃんと生け捕りでね。」
そりゃ殺さないよ。何の狩りだよ。
「じゃあまたね。」
鈴仙に別れを告げ、その場を去る。
「は〜、珍しい花はないかねぇ。」
いた。それっぽいのが。選択肢は3つ。
1、 拉致
2、 説得
3、 気絶させて強制連行
・・・1と3はもう論外だな、というかほぼ同じだろ。2しかないじゃないか。
「ねー、そこの垂れ耳の君〜」
「なに〜?」
「鈴仙が君のことさがして・・・」
「だっ!」
わあすごい、あんなに逃げ足が速い兎さんはじめてみた。でも問題なし!こんなときこそ・・・
「こんなところで捕まってたまあああああ!!!!????」
俺特製の不思議な空間の裂け目に落ちていく。で、こっちに空間がつながるようにして、落ちてきた垂れ耳の子をキャッチ!
「うええ!?いまのなに!?なに!?」
橙ほどではないが、いい反応をしてくれた。
「いやいや、いきなりは連れて行ったりはしないから。ちゃんと君が逃げられる選択肢は用意してあるから。」
「あっなーんだ・・・ってあんた誰?」
「葉川裕海。聞いたことない?」
「あー・・・ああ!あの人形師の!!」
人形師・・・まあいいか。
「俺とスペルカード戦で勝ったら見逃してあげる。」
「もし負けたら?」
「さっきのように空間の裂け目にいれてから、鈴仙のところへ強制送還!おまけに縄で縛る特典付き!」
ふざけて言った。まあ縄は今持ってないけどね?
「・・・勝負!」
兎符「開運大紋」
変化「須臾の乱れ」
交差弾が襲い掛かるが、俺の細かな弾幕が打ち消す。だがこれではきりがないので、勝ちを取りに行く。
異変「異次元空間の大量発生」
隙ができたので、そこに叩き込む。
「こうなれば・・・」
兎符「因幡の素兎」
謎のでかい弾幕がぴょんぴょん跳ねまくり、異空間の弾幕を抑えている。それもたくさん出てくるからてゐに当てられない。てゐの背後に異空間を作っても、あの跳ねてるでかい弾幕が光弾を防いでいる。なんて便利な。
「あたらないか・・・ラスト
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