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とある3人のデート・ア・ライブ
第一章 精霊
第2話 出発
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騒いでる。運転手がそう思うのも無理はないだろう。一方通行はそう思い、運転手に耳を傾ける。

運転手「空間震を起こしているのは精霊なんですよ。」

一方「精霊だァ?」

運転手「えぇ…そしてその精霊はとても強いので気をつけてくださいね」

一方「ハッ……誰に言ってやがる。俺は学園都市最強だぜ?精霊だか何だかしらねェが、そんなの俺にかかれば一瞬で決着がつくに決まってるだろォが」

運転手「それは安心です」

と一方通行は言ったが、正直、精霊とやらに反射が効くかどうかわからないのだ。



そういえば、

一方通行の封筒には、今までの借金をチャラ、そして一方通行の周りの人の身を案じる代わりに精霊の調査をしろというものだった。

あの2人はなんでこんなことを受けたのか……。少し考えたらすぐに1つの答えに辿り着いた。

どうせ、奨学金でもあげるとでも言われたんだろう……と。





しばらくして、町田市に着いた。

ここが彼らが調査を行う場所でもある。

そして、″彼ら″が住む住宅に着いた。

佐天「って3人で一緒に住むんですか!?」

一方「今更何言ってやがるンだ?」

佐天「2人はなんで女の子と暮らすっていうことに平気なんですか!?」

一方「何でって言われてもなァ…」

上条「そりゃ免疫があるからな」

佐天「え!?」

上条と一方通行は佐天に一緒に住んでいる女の人のことを話す。

佐天「……」

佐天は空いた口が塞がらなかった。

上条「じゃ、さっさと誰がどの部屋使うか決めますか」

佐天「私…生きていけるかな……」

佐天は弟がいるので年下なら免疫があるのだが、年上なら話は別だ。

上条「大丈夫だって!1日もすれば慣れるさ!」

佐天「そんな簡単に言わないでくださいよ〜…」

と佐天は半分涙目だが一方通行は気にせず部屋に入る。

リビングに自分達の荷物と空間震の調査用の機械があった。

機械っていってもそこまで大きくなく、電子辞書を少し大きくしたぐらいの大きさだ。

この家は4LDKの2階建てで2階には部屋が3つある。

部屋は適当に決まり、大体の道具の場所を把握して、今日はこの町を探索することになった。

3人は適当な服に着替えて外に出る。

念のために、空間震の調査用の機械も持っていく。もちろん佐天も『演算補助装置』を持っていくことにした。

佐天「さて、今日の夕飯は何にしようかな?」

上条「そうだな〜……一方通行はいつも何か作ってるのか?」

一方「俺が作ってるように見えンのかァ?」

佐天「そのギャップがいいんですよ!」

佐天は笑顔で答えたが、一方通行は豆鉄砲を食らったような顔を
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