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VenusBlood-d×d-
エンブリオの五姉妹
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を突かれないようにする。

「「魔導石≪アルカナギア≫起動≪オープン≫、グラビティサイズ、パワーストンピィ」」
同じ重力を操る力でララは力場を作り敵を押し潰す、トゥリアは鎌を作り出し敵を切り刻む。

「障壁だ、障壁を張れ!!」
何とかララ達の攻撃を防ぎたい渦の団は複数人で強力な障壁を作り出したけど、無駄よ。
ルル率いる遊撃隊のエンブリオジェネラルが渦の団を蹴散らしルルが障壁に肉薄する。

「魔導石≪アルカナギア≫起動≪オープン≫出力最大、バスターアックス」
ルルが持つエーテルアックスが専用の青い光を放ちながら叩き付け障壁を打ち砕く。



「外はエネルゲイヤに任せておけば大丈夫だろう、俺達は吸血鬼の救出だな、何か方法は無いか?」
「ギャスパーが!?一体何故?」
「さっきのはあいつの神器の能力だ。おそらく、テロリスト共がなんかしたんだろう」
「っ!?お兄様、ギャスパーの側には未使用の戦車が有ります!」
「そうか、キャスリングで、グレイフィア駒の術式をいじって転移人数を増やせるか?」
「二人が限界です」
向こうは大変そうね、グレイフィアが魔法陣を弄りながら答える。

「私が行きます!」
「なら、もう一人は赤龍帝だな。おい、赤龍帝。お前は禁じ手に至っているのか?」
「できるけど、1分位が限界で」
「なら、こいつを持っていけ。少しくらいなら禁手を延長できる」
アザゼル様が赤龍帝に指輪を渡す。

「ヴァーリ、お前も行け、白龍皇も出てくれば奴等も諦めてさっさと降伏するだろう、ただですらエネルゲイヤにボコボコにされてんだから」
「俺としては奴等よりエネルゲイヤの方とやりたいんだが」
「状況を考えろ、さっさと行け」
「分かった、禁手化」
白龍皇の登場ね、あの子達の被害が減るなら何でも良いのだけれども、コカビエルの時から変わらず好戦的ね、外へ飛び出して行ったわ。

「さて、先ほどの続きを聞こう。一体、襲撃者は何者だ?」
「渦の団≪カオス・ブリゲード≫だ」
「カオス・ブリゲード?」
「そいつらの目的は?」
「破壊と混乱、それだけだ。平和が気にくわない馬鹿共の集まりだ。かなり凶悪で、最大級に性格が悪い。トップは、無限の龍神オーフィスだ。神が恐れ、世界の始まりから最強の座に君臨している覇者」

『そう。彼が、我々禍の団のトップです』
床に魔法陣が浮かび、そこから声が発せられる。
あの紋章は、そう一部だけだと思ってたけどそうじゃないようね。

「そうか今回の黒幕は、グレイフィア2人を飛ばせ!!」
お兄様は今回の襲撃者が分かったようね、同時にリアスと赤龍帝が転送される。

「レヴィアタンの魔法陣、下っ端しか動かないと思ってましたが本命が来ましたか」
魔法陣から現れたのは旧四大魔王の1つレヴィ
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