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戦国†恋姫〜黒衣の人間宿神〜
十三章
到着×再会
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ジンクスWが10機、ブレイヴが5機、サバーニャ1機、ハルート3機、インフィニットジャスティス1機と隊長専用機のストライクフリーダムです。全機イアンさんと整備兵が、毎日のように整備をしております』

「では、MS隊の男性隊員20名はパイロットスーツに着替えて一応待機してろ。残った男性隊員はこちらへ来い。IS部隊である女性隊員はトレミーで待機。敵である鬼が来たら俺が合図を送る。それまでは待機していろと」

「了解しました。すぐに指示を出します」

と言った後に、80名の男性隊員の準備が出来たとの事で、空間に歪んで全員到着。目の前に出てきた事に、幽と梅は少し驚いていた。

「ひよと梅、それにころは一真隊の実働部隊の指揮を頼む。黒鮫隊諸君は、指示があるまで待機。狙撃者は、この館の屋根に上がり待機。その他は実働部隊と一緒にいろ。俺と詩乃、エーリカと鞠。あれ鞠は?」

「スーッ・・・・スーッ・・・・」

「まだ眠っておりますが、起こしましょうか?」

「いやいい。俺が起こす。鞠ー。二条館に着いたから起きろー」

「ん、ん〜・・・・・ふぁぁぁぁぁぁぁ〜・・・・・あふぅ」

「おはよう鞠。良く眠れた?」

「んとー・・・・あれぇ?一真、ここどこぉ?」

「二条館だ。今から一葉に会いに行くから、鞠も一緒に来るだろう?」

「一葉ちゃんっ!?鞠も行くの!」

眠っていた荷駄からピョンッと飛び降り、鞠は俺にしがみついた。

「さてと、改めて黒鮫隊は指示があるまで待機。敵が来たら知らせろ。では、ひよ。行ってくるよ」

「はいっ!行ってらっしゃいませ!」

ひよと黒鮫隊の者達に見送られた後、幽の先導の元、二条館の奥に進む。館の中には気配が感じない。気配がないのか寒気が感じる。

「一真様が来られたという事は、織田殿も近くまで来ているのですか?」

「観音寺城を落とした後、少々予想外な事が起きてな。今は瀬田の大橋に陣を敷いて、軍勢の再編成をしているはず」

「ほお。もうそのような所まで・・・・。予想外というのは気になりますが、お味方は目と鼻の先に来てくれたのはとても有り難い事ですな」

「その予想外の所為で先行して来たんだけどね。後続を待っているから態勢を整えるのに時間が掛かる。なので俺達だけ先行して来た訳」

「二条館防衛のため、ですか」

「そういう事だ。寡兵だが、いないよりマシだろ?」

「マシも大マシでございますよ。・・・・恥ずかしながら、今の幕府は碌に兵も雇えず、幕臣でさえ逃げ出す始末。どのようにして三好の攻撃を防ぐか、そればかりを考えておりましたからな。ですが、一真様の入城を偵知されていれば、それがきっかけとなり三好・松永の衆が押し寄せるやもしれません」

「ん?もしかしてまだ知
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