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後悔先に立たず、後に立つべし
11話
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ドライブじゃぁ。直ぐにエナジー切れ起こしそうだしねぇ。」
「核融合ジェネレーターですよ。」
「それは、すごいね。」
「ええ、ユグドラシルドライブより長く起動させる事ができるでしょうね。」
「またまた、謙遜しちゃって、ほぼ半永久的に動きそうだよ。それで、本題に入ってほしいね。」
「では、I・D社に入って頂き、解析などをしていただけませんか。実は、偶発的に来た化学者がいますが、1人だけではとても心もとないのでお願いします。」
「君の技術だろう。今更調べる必要はないんじゃないかな〜。」
「そうですね、本来ならそのとうりなんですが、私は何歳だと思いますか。」
「なんでそんな質問を。」
「いいから答えてくれませんか。」
「見た感じ18歳位じゃないですか。」
「違いますよ。1歳です。」
「うそでしょ。」
「事実なんですよ。」
「じょ、冗談だよね。」
「私は、作られた存在です。私をこことは違う空間の狭間にある秘密基地で生まれました。自分がどんな存在であるかは、装置から出た時には脳にインプットされていました。ですが、その基地を管理しているAIもどの様な技術を使用しているか良くわかっていないのです。ちなみに、そのAIの外部作業ユニットがノエルの事ですので。」
「彼女ロボットだったのかい。」
「正確には違うのですが、概ねそのとうりです。」
「なぜ、私達なのかね。」
「異世界の技術なのでかなりの技術力がないと解析する事は、難しいと判断しました。その上で、もう1人似たような境遇の科学者がいるのですが、その化学者と仲良くできそうな方を選びました。」
「なぜ、技術力を求めるだい。」
「あの機体に乗っている少女はアーニャというのですが、私はあの子を守らなければいけない。すべてを奪ってしまったから。何があってもあの少女を守らなければいけないんですよ。」
「気負い過ぎると君の方が危険だよ。」
「それでも、私はその義務があるんですよ。」
「君はきっと自分より周りにいる人間の方が大事なんだろうね。ちょっと、相談していいかな。」
「どうぞ。」

 そう言って、私から距離をとります。

「どうします。ロイドさん。」
「は〜考えるまでもないでしょう。受けるに決まってるじゃないか。」
「本気ですか。」
「もちろん、本気に決まってるじゃないか。異世界の技術だよ。しかも、かなり進んだ。受けるしか選択がないよ。」
「ですが、もう1人の科学者が気になりますし。」
「確かに、気になるね。」
「それに、どこまで信じていいのかわかりませんし。」
「でもね、真実はすべて話してなくても嘘は言ってないと思うよ。」 
「本当ですか、ロイドさん。」
「多分ね、それにこんなチャンスは、きっとこれからの人生でないからね。自分の目を信じるよ。」
「わかりま
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