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ロウきゅーぶ 〜Shiny−Frappe・真夏に咲く大輪の花〜
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うだよ……ボクの進学先のバスケ部はボクが入ってすぐに潰れたよ。
兄
(
に
)
ぃの気持ちが痛いほどよく分かった。でもそれをそのまま伝えるのは酷だったんだよ……」
気丈に振る舞っていたヒナが悲痛な表情をかつての恩師に見せる。達観した所はあっても年相応の幼さが顔をのぞかせていた。
「あれからバレー部で鍛えながら自主練も欠かさなかったんだけど……本当はズタズタにプライドを引き裂いて、奮起してほしかったんだ。だけどやっぱりマホは凄い。凄いからこそ……凄く悲しいんだよ」
「ヒナ……」
哀愁は風の音に乗って。荒涼とした体育館を撫でては別の所へ流れて行く。
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