旅路の途中
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始末は任せたぞ」
マグニスは捨て台詞を吐き捨て、携帯型転送装置で牧場に帰る
兵士A「よくもマグニスさまを! さっさとくたばるがいい!」
リオン「蒼波斬(そうはざん) 瞬迅(しゅんじん)剣(けん) 風(ふう)神剣(じんけん)」
リオンは目にも止まらぬスピードでディザイアンを切り捨てる。今の俺じゃ束になっても
勝てない。そうアクセルに思わせる程リオンのそれは強かった。
ディザイアンを全滅させて、市民の神子コールが鳴り止まぬ中、ショコラの母のカカオを
連れてショコラの店に行く。
カカオ「みなさん・・・ありがとうございました」
ショコラ「お母さんを助けてくれて本当にありがとう!
お母さんまで殺されていたら私、どうしたらいいのか・・・」
スザク「お母さんまでって・・・」
カカオ「主人はドア総督の義勇兵に参加してディザイアンと戦い、戦死しました。
私の母も牧場に連行されて・・・」
ショコラ「うちの店は元々おばあちゃんが始めたの。だから、おばあちゃんが帰ってきた
時のためにもあの店を守らなきゃ・・・
ごめんなさい。そろそろ私、いかないと。次のアスカード旅業がもうすぐ出発
する時刻なの」
アクセル「アスカード旅業って?」
ショコラ「私、教会付きの旅行代理店で働いてるの。でも、別にマーテルさまを信じてる
訳じゃないのよ」
カカオ「ショコラ!なんてことを!」
ショコラ「分かってる。神子さまには感謝してるわ。 でもマーテルさまはお父さんもおばあちゃんも守ってくれなかった。 今だってお母さんを守ってくれたのは神子さまとお供の方だもの
私たちが苦しい時に眠っている神様なんてあてにできないじゃない!」
ショコラは、コーネリアにとって胸の痛い言葉を浴びせる
コーネリア「そっか・・・そうだよね。 でもね、やっぱり神様はいると思うよ」
ショコラ「そうかしら・・・」
コーネリア「うん。いると思うよ。・・・あなたにも、私にも」
ショコラ「神子さまがそう言うなら・・・私も一応信じてみる」
アクセル「こんなことがあった後も旅行なんか行くのかよ」
リオン「こんなことがあったから熱心な信者も、そうでない者も、救いを求めて旅に出るのだろう」
ショコラ「そういうこと。それじゃあ、本当にありがとう!」
二人の重ね重ねの謝礼を受けつつ、一行は店を出る。
アクセル「あの偽物たち、俺たちの真似をしてるんだよな」
リリーナ「すると、あの下品なリーダーがアクセルね」
スザク「あはははは! そっくりじゃない!」
アクセルはむすっとした顔で睨んでいる
リリーナ「あの少女がコ
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