禁断の果実編
第64話 ロシュオとの邂逅 B
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たな世界を一つ蝕むごとに、一つだけ生る、禁断の果実だ』
ロシュオは唐突にその存在を明かした。
(まさか凌馬の――凌馬や湊やシドの狙いは、その“知恵の実”なのか)
『滅びのさだめを超えて、次なる進化に至る鍵。“森”に挑み、“森”に選ばれたただ一人の勇者にのみ与えられる褒美。かつて私も一度は手にした栄光だ』
その禁断の果実が存在するなら、人類を虐殺せず、ヘルヘイムに適応できる進化をもたらせる。地球の生態系を守ることができる。この情報を明かしたのは、ロシュオなりの譲歩なのかもしれない、とさえ思いかけたところで。
『だが諦めよ。“知恵の実”がお前たちの手に渡ることはない』
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