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後悔先に立たず、後に立つべし
10話
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までのガジェットと同じ楕円形だが、一回り大きく左右にアームが一つずつ付いていました。
 
「今度は、そのガジェットだよ。そのガジェットは一味違うから注意してくれたまえ。」

 その言葉と共に動き出すガジェットにを横に躱し、先ほどと同じようにすれ違いざまに切ろうとしますが、アームで防がれます。

「固いですね。」
「当然だよ。ゲシュペンストを解析したデータで作った装甲だからそう簡単には切れないよ。」
「そのようですね。」

 ジェイルと言葉を交わした後にガジェットが動き出します。
 反対のアームで殴り掛かってきました。
 それを躱して、アームの付け根を狙い剣を振るいますが、今度は機体を捻り躱します。

(やけに動きがいいですね。それに、さっきのガジェットと違いパワーもありますし、厄介ですね。)

 そんな思考をしながら動き続けます。
 互いに攻撃を躱すか、防ぐかしながら状況を見ていたのですがだんだんとガジェットの動きが良くなり、そんな余裕もなくなっていきます。
 
(まさか、この機体成長しっていっているというのですか。)

 そう思考しながら、ガジェットが突っ込んできたので頭を蹴り距離を取ります。
 そうするとガジェットの動きが停止します。

「ジェイル。このガジェット成長していますね。」
「そのとうりだよ。そのガジェットには、電子頭脳が使われており、あらゆる情報を取り込み蓄積していくことにより成長していく事を考えて制作した。私の自慢の作品だよ。」
「高性能電子頭脳を解析して作ったんですか。」
「そうだね。あれを元にして作り出した。では、紹介しよう統率型シナプスだよ。」
「統率型ですか。」
「そうだよ。私の作り上げた人工知能AIを統括し、運用することがこの子の制作目的だよ。君もアーニャも指揮官にあまりできそうになかったからね。だからと言って、AIだけでは、臨機応変な対応は取れないだろうからね。」
「本音はどうなんですか。」
「もちろん、あの電脳を見て作りたくなったからに決まっているじゃないか。」
「そうですか。十分データは取れたでしょう。これくらいにしませんか。」
「肝心なデータが取れていないよ。」
「どんなですか。」
「もちろん、統率型なのに指揮のデータを取らないといけないだろう。この子の成長が楽しみでね。」
「もしかして、やるんですか。」

 いい笑顔でジェイルは、

「もちろんだよ。」

 と言い5体の同じタイプのガジェットを実験室に入れてきた。

「こっちの身にもなってください。」

 開戦の狼煙は5体のガジェットからのビームだった。
 こちらは、躱すことが出来ずにフィールドで受け止めたが何とか出来たが、その後指揮を執っているシナプス以外が攻撃を仕掛けてきたの
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