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妖精の義兄妹の絆
六魔将軍現る!
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ルーシィは眠っている男、ミッドナイトを見てそう言う。
「まさかそっちから現れるとはな。」
エルザも六魔将軍に敵意を向けたのと同時に、
「探す手間がはぶけたぜーーっ!!!!」
ナツとグレイは六魔将軍めがけて走り出した。
「やれ。」

キィィィン

そう指示を受けたレーサーがナツとグレイに向かい討つ。

シュン

レーサーは目にも止まらない速さでナツとグレイの背後をとった。
「モォタァ!」
「ぐあぁっ。」
「うあっ。」
レーサーの攻撃によりナツとグレイは飛ばされてしまった。
「ナツ!!!グレイ!!!」
「ん?」
「え?」
なんと、ルーシィが二人になっていた。
「ばーか!!」

ビシッビシッ、ビシッ

偽物のルーシィが本物のルーシィに攻撃してきた。
「な、何コレェ!!?あたしが…え?ええ!!?」
全く状況が読めていないまま攻撃を受けてしまった。
「クス」
その光景を見てエンジェルが笑う。
「ちっ。」
リオンとシェリーも戦いに参加するためホットアイに向かっていった。
ホットアイは魔力を集中させる。
「愛など無くとも金さえあれば!!!!デスネ。」
ホットアイは地面を柔らかくしてリオンとシェリーの自由を奪った。

アアアァァァ

「きゃああっ。」
「な、何だ!!?地面がっ!! 」
リオンとシェリーは攻撃を受け土のなかに呑み込まれていった。

ギュアギュアギュア

「がっ。」
「うあっ。」
「ばっ。」
トライメンズもレーサーの超高速での攻撃を受け倒れていった。
「舞え!!!剣たちよ!!!」
エルザは天輪の鎧に換装してコブラに無数の剣を放つ。

シュババババ

しかし、コブラは必要最小限の動きでそれを避けた。
その光景を見て立ち上がったナツは一人の眠っている男を見つけた。
「お前何寝てんだコノヤロウ!!!」
「ぐーぐー…。」
「起きろーっ!!!」

ボゴォォォ

ナツは口から火竜の咆哮を炸裂させた、が、

ぐにゃん

「!!!」
ナツの咆哮がミッドナイトに当たることなく不自然に曲がった。
「スースー…。」
「よせよ。ミッドナイトは起こすと怖ェ。」
「!!!」
ナツの後ろにレーサーが現れて言った。
「んがっ。」
ナツはまた飛ばされてしまった。グレイも反撃を試みた。
「アイスメイク…。」
すると背後にジュラを倒した人形のようなものが現れグレイに変身した。

パキィ

「なっ。」
グレイは偽物のグレイに不意打ちをくらってしまった。
「ぐあぁ。」
「きゃああ。」
「ぐっ、うあっ。」
みんなも攻撃を受け次々倒れていく。
「ひぃぃ…。」
岩影ではウェンディが涙を滲ませおびえている。
(「お兄ちゃん、早く来て。
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