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後悔先に立たず、後に立つべし
9話
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して体で感覚を掴んだのかもしれないね。」
「そうですね。その可能性が高いですね。」
「念動力者は危機により覚醒、もしくは、潜在能力を発揮する事ができるようになるようだからね。生命の危機により成長したのだろうね。」
「以前は1つ能力を限定ししか使えませんでしたが複数のことができるように成っています。それに、いまなら出来るかもしれませんね。」
「何がかね。」
「試したいことがあるので、ガジェットを起動して殴りっかかてきてください。」
「良いのかね。」
「はい。」
 
 その言葉と共にガジェットが起動して、私に殴りかかって来る。
 スーパーロボット大戦αで念動フィールドも拒絶の壁だとカヲルは言っていました。
 拒絶の意思を持って、目の前に壁をイメージすると目の前に緑のエネルギーの壁が現れ、ガジェットの腕を受け止めます。
 その壁はガジェットの攻撃をものともせずに其処に有り続けます。

「すごい、記録。」
「素晴らしい。どうやって、その壁を作り上げているのは、解らないが計測することのできないエネルギーが確かに存在する。このエネルギーは何なのか、生命力、精神力、それとも、全く未知のエネルギーなのか。実に興味深い。」
「相手を拒絶する意思を込めて壁があることをイメージしました。」
「なるほど、イマジネーションする事により形のないエネルギーを安定させている様だね。」
「結構辛いですね。今の私では長時間安定させることは無理みたいですね。このガジェット壊してもいいですか。」
「データーを収集するためだ、やってくれたまえ。」
「それでは、行きます。」

 そう言って、腕にフィールドを纏っているイメージして、そのままガジェットに殴りかかる。
 私の攻撃を受けた瞬間ガジェットが粉々に砕け散ります。

「ふ〜、なんとか出来ましたね。」
「ふむ、君の身体能力なら問題なくできることなのだが、一瞬腕に緑のエネルギーを纏ったように見えたね。やはりイメージする事が重要なようだね。」
「ですが、安定性が壁をイメージした時よりものすごく悪いので実戦では使用できませんね。それに、今も一瞬でしたしね。」
「それも訓練でどうにかなりそうかね。」
「フィールドはイメージしやすかったんですが、腕に纏うにはエネルギーそのものを腕に集中する必要があるのでかなり難しいですね。」
「なるほど、なら君の武器はそのエネルギーを使用することを前提に考えた方が良いかもしれないね。一度、こちらに戻ってきてくれたまえ。」
「なら、試したいことがあるので驚かないようにしてください。」
 
 そう言って、今まで出来なかったテレポートを試します。
 アーニャの横をイメージして、実行します。
 そうすると、今までいたところからガラスの向こう側にいたアーニャの横に出現
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