第一章・その名は邪王真眼 小鳥遊六花(高校一年間)
第六話
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ェンジ!!!」
そして、ACトレインはヒカリアンへと変形した。
「私の邪魔をすると言うのか?面白い。ならば受けて立ってやろうではないか。ブラッチャーチェンジ!!!」
さらに、C62もブラッチャーへと変形する。
「トランスフォーマーじゃなくてブラッチャーだったか。そうなると、このマイナスエネルギー反応が魔によるものか、本人によるものか判断し辛いな。」
マイナスエネルギー反応を示すのは魔だけではない。ブラッチャーなどと言った暗黒のエネルギー生命体などもマイナスエネルギーを発しているのである。
「まあ、これを当ててみれば分かる。」
すると、ACトレインは一丁の拳銃を取り出した。本来、技術者である彼にまともな武装はついていない。だが、これは魔に取り憑かれた転生者を救うために新たに作った武装である。
この『ハイスクールD×D』の世界に存在する勢力『堕天使』に属する『はぐれ悪魔祓い(エクソシスト)』は堕天使の加護により、光の力を行使している。それと同じ原理で派遣転生者と改心した転生者達は六花と十花の堕天使としての部分の加護を受けて光の力を使えるようになっているのだ。ただし、仕様目的はあくまで取り憑いた魔を追い出す事なので、出力は最小にしてある。
「当たれ!フラッシュガン!!」
ACトレインは銃から光の弾丸を発射した。ブラッチャーはそれを回避し、背中の煙突型キャノン砲で応戦して来る。
「やはり一筋縄ではいかないか・・・それなら。ジェッター!!!」
ACトレインがそう叫ぶと、彼が分離した先頭車が縦に割れ、そこから一台の黄色いロボットが現れた。ヒカリアンの世界で初代主人公であるのぞみに武器を届ける役目をしたロボット『踏切ジェッター』の量産型としてACトレインが開発した『ジェッター』である。ジェッターは手に挟んだ一枚の縦を射出した。ACトレインはそれをキャッチする。
「フラッシュシールド!」
これも堕天使の加護により、のぞみのスカイサンデーのように光を放つ事が出来る装備だ。威力はスカイサンデーと互角、つまり目くらまし程度だが、魔やブラッチャーが相手なら十分な威力かつ、広範囲を光で照らす事が出来る。もっとも、その分燃費が悪いのが欠点ではあるが。
「フォールンフラッシュ!!」
ACトレインの叫びとともにフラッシュシールドからまばゆい光が放たれる。
「ま、まぶしい!!」
その光に目をつむるブラッチャー。すると、彼の身体から黒いモヤのような物が出て来た。魔である。
「やはり彼も魔に取り憑かれていたか!」
それを確認したACトレインは拳銃の出力を上げ、魔に狙いを定めた。
「これで、終わりだ!!!」
そして、光の弾丸に貫かれ、魔は消滅した。
「大
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