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貯蔵能力を持つ赤龍帝
1号とサタンレッドとレヴィアたん
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数日後、仮面ライダーが放送された。
冥界ではライダーキックを練習する子供が続出、果てには大人までも練習するしまつ。
そして、開始わずか十数話でレヴィアたんとサタンレッドとの共演が決まった。

「それで、なんで俺がこんなことしなくちゃいけないんだよ」

兵藤一誠は仮面ライダーのスーツを着て魔王と戦うことになっていた。

「いえー、魔王と肉弾戦をやれるスタントマンが居ませんので」
「はぁー、もういいよ。台本は?」
「あ、全部、アドリブでお願いします」
「アドリブはいいが、別にあれ、倒してしまっても構わんのだろ?」

死亡フラグたてた。

「構いません」

OKをもらった。

「悪の手先、ショッカーライダー。そして、レヴィアたん。ここで貴様らを倒す!」
「悪の総帥、サタンレッドにその部下、ショッカーライダー!覚悟しなさい☆」

見事に噛み合っていない。

「出たな、ショッカー!来い」

俺もこのぐらいしても大丈夫だろ。
基本、ライダーは乗り物があるとはいえ基本格闘戦だ。

「なっ!」

サイクロンに乗ったまま、サタンレッドに突っ込む。
予想していなかったのかサタンレッドはあわてて避ける。
その隙をみてレヴィアたんが氷を飛ばしてきた。
それを回し蹴りでレヴィアたんに跳ね返す。

「つ、強い、でも、仲間割れ?」
「これは好都合☆」
「さすが幹部。連携ががうまい」

全く噛み合わないな。こんなので大丈夫なのだろうか?

「時間をかけるのは不利だな。だが、一方に気をとられてはもう一方にやられる」

少し本気をだそう。

「ライダーダッシュ!!」

説明しよう。ライダーダッシュとは、1号のパワーを脚に集中することにより凄まじい速度で走ることができるのだ。
とでも、編集のときに入れてもらおう。

「はやいっ!」
「どこいったの?」

サタンレッドとレヴィアたんの回りをグルグル回る。

「ライダートルネードキック!!」

ライダートルネードキックとは遠心力を加えたライダーキックだ。凄まじい回転により敵の攻撃は弾かれ、キックの威力も増す、攻防一体の技だ。
こんなところだな。

「はぁぁ!!」
「うりゃ☆!」

消滅しそうな魔力を纏ったサタンレッドと絶対零度には届かないがかなり冷たそうなビームを出すレヴィアたん。

「サタンパンチ!!」
「ブリザードクロス☆!」
「はぁぁぁ!!」

ビームを蹴り返し消滅の魔力を無視してサタンレッドを吹き跳ばす。

「残りは貴様だ。幹部、レヴィアたん!」
「っぐ、なんて強さなの、ショッカーライダー。でも、負けない。正義はかならず勝つ☆」
「まだだ、まだ倒れるわけにはいかん」

さすが魔王、余裕だな(魔
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