第一章・その名は邪王真眼 小鳥遊六花(高校一年間)
第五話
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何とも言えない状況に頭を抱える三人。そんな中、凸守はズケズケと六花の隣にやって来る。
「さあ、お姉様。これからご一緒に昼食を・・・」
「ダメに決まっているでしょう。」
だが、そこで待ったをかける者が居た。このクラスの風紀委員、佐伯玲子である。
「前にも言ったけど、中等部の生徒が勝手に入って来たら・・・」
「何デスか、お前は?凸守とお姉様の仲を邪魔するとでも言うのデスか?さっさと何処かへ行くデース!さもなくば、痛い目に合うデスよ?」
すると凸守は螺旋の書を取り出した。それを見た丹生谷が顔を青くして「ひっ」と小さな悲鳴を上げる。
「螺旋とは世界の根幹を成す理。この世全て法則は全て螺旋の中にある。」
「いやああああああああ!!!聞きたくないいいいいいいい!!!」
そして、凸守の音読を聞いて、丹生谷は転げ回るのであった。今日もまた、このクラスは平和である。
続く
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