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最終話 stylish・story
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所は・・・私じゃとても追いつけない」

リーファはそう言うと目から一つの雫が零れる。それは自分だけが一人ぼっちと言う孤独感と何故自分の場所がそこにはないのかと言う悲哀感からによるものだった。

「確かに。だがリーファはどうしたいんだ?ずっとこのままで、SAOメンバーと一緒にならなくて良いのか?」

「なりたいよ!!でも私は・・・」

「なら俺を頼れ、リーファ」

シュウの質問にリーファは食いつく様に鋭くそして弱々しく答えたがシュウはそれをいなし、リーファを優しく抱きしめて頭を摩る。

「シュウ・・・君?」

「道が遠いのなら縮めれば良い。一人じゃ出来ないと思ったら頼れば良い。お前は一人じゃない、俺やキリトがいるだろ?」

自分の事は自分で解決しようとしていたリーファは自分には恋人のシュウや兄であるキリトがいると言う事を頭の中に過ぎらせ、ハッとした表情になる。

「一つの【点】でも、それが積み重なると一つの【線】になる。俺にも手伝わせてれよ?リーファの道と言う【線】を作るための一つの【点】に」

少しギザっぽい言い方だがシュウは曇りのない真剣な表情でリーファを説得していた。
彼女もシュウの胸の中で目線を彼に向けていた。

「・・・うん。もっと頼るよ。私もみんなと一緒に居たいから」

「ああ。任せろ!(やっぱ、リーファは笑顔が似合ってるぜ)」

リーファはシュウから離れ目に溜まっていた雫を指で拭うと満面の笑みでそれを返した。どうやら彼女自身の悩みもシュウと一緒ならば頑張っていけると察したのだろう。

「あっ!そうだ。シュウ君!踊ろっか?」

「What(何)?そう言うシステムあったか?」

「ううん。違う違う。これは私が開発した高等テクだよ。良い?ホバリングしたままゆっくり横移動するんだよ」

「ホバリングしたままゆっくり横移動・・・」

シュウは目を瞑り神経を集中させ、言われたように羽を動かすと横に滑るように体が動いた。例えるならアイススケートみたいな動作だ。

「そうそう!上手い上手い!」

リーファはポーチから小瓶を取り出しそれを開封すると中から星屑のようなキラキラ光る粒子みたいなものが出てくるとシュウとリーファを包み、一つの舞台へと誘った。
そしてシュウは動作に慣れ、何かを思いついたのか膝まづき右手を差し出す。

「Shall we dance?Princess(一曲踊ってくれませんか?お姫様)」

「喜んで♪」

リーファは笑顔でシュウの手を取る。
ダンスは初めてなのか基本的な事しか出来なかったがシュウは懸命にリーファをリードするように踊った。そして踊り始めてから数分後一段落したのか一旦羽を休める。それと同時に0時を表す鐘の音がALOに響いた。

「そ
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