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バスケ
第三章
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あ、そうだよ」
 これが彼の返事だった。それと共にだ。
 彼は立ち上がり二人の方を振り向いた。その顔は。
 二人がよく知っている顔だった。紛れもなく彼だった。
「アーム=クローバーか」
「あんた、本当にここにいたんだな」
「ああ、そうだよ」
 微笑みさえ浮かべてだ。マキシマム、実はクローバーは応えるのだった。
「見ての通りだよ」
「それはわかったけれどな」
「またどうしてなんだ?」
 二人はすぐにクローバーに問うた。

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