第二章
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た。
「なあ、クローバーって牧場に興味があったのか?」
「そういう話は聞かないな」
こうクラウンに答えるバスターだった。
「引退したらスポーツ用品店の店長になりたいとか言ってたけれどな」
「牧場じゃないよな」
「あいつの口から聞いたことは一度もないな」
そうだというのだ。
「それでここか」
「牧場で働いてるのか?」
「そうかもな。とにかくな」
「牧場の中に入るか」
「ああ、何はともあれな」
そこに取材の対象がいるならばだ。そうするしかなかった。
それでだ。牧場、羊達がのどかに牧草を食べているその牧場の中に入ってだ。それからだった。
彼等は牧場の中にいた若い白人の男にだ。こう尋ねた。
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