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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
ANSURT今ひとたび父は子供達と踊る〜Egr?goroI 〜
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――
ルシリオンの背中から、蒼く輝く魔力の剣翼が生えた。通常の剣翼アンピエルは1m程だが、ヤエルは30cm程で、数も12枚ではなく半分の6枚。ルシリオンの体が数cmと浮き、激しい頭痛と胸の痛みを堪え“グングニル”を振るって蒼光の魔力斬撃を飛ばす。シュヴァリエルとレーゼフェアの二機は各々の神器で粉砕、そのまま飛行を続行する。
「破ッ!」
シュヴァリエルの振り下ろしを半身ズラして回避。それはさながらスケートをしているかのように滑らかな動きだ。それがヤエルの効果だ。体を浮かせ、足元の摩擦を失くすことで陸戦での高速移動が出来る、というものだ。
「そーれっ♪」
レーゼフェアの拳打を“グングニル”でいなし、シュヴァリエルの刺突を体を回転することで避け、そのまま遠心力いっぱいの“グングニル”を見舞う。その間にもラファエルを繰り返し発動し、回復を行う。ルシリオンは二機の連携の取れた猛攻を捌き続けたが、残念ながら敵はその二機だけではない。
――雷槍連穿衝・壱式――
シュヴァリエルを弾き飛ばした直後、グランフェリアの雷槍が18と降り注いできた。ルシリオンが地を滑るように避ける。しかし避けた場所に、
――
粉砕せし風爆
(
マーシレス・フラワー
)
――
圧縮された風の矢8本が着弾。爆発的な突風が発生し、宙に浮くルシリオンを強制的に後退させた。
――
猛炎放出
(
シャーマ・エゼクサオン
)
――
それと同時にルシリオンを襲うバンへルドの炎熱砲撃。炎熱砲撃がルシリオンに直撃し、爆発を起こした。だがルシリオンは倒れなかった。爆炎を突き破って現れ、最接近して来ていたレーゼフェアにカウンターの斬撃を食らわせる。「にょわぁっ」と錐揉みしながら吹っ飛ぶレーゼフェアに、
――
無慈悲たれ
(
コード
)
、
汝の聖火
(
プシエル
)
――
蒼炎で構成された大蛇プシエルを追撃させた。レーゼフェアは体勢を整える前にプシエルに丸呑みされる。
「おおおおらぁぁあああああああああッ!!」
その直後に戻って来ていたシュヴァリエルによる薙ぎ払いによる斬撃。ルシリオンはグッとしゃがみ込み避け、立ち上がりの勢いを上乗せした斬撃を放つ。だがシュヴァリエルにあと少しで当たるというところで、
「とおりゃぁぁあああああああッ!」
――
闇の女王の鉄拳
(
サリュ・マンソンジュ
)
――
プシエルが巨大な影の拳によって粉砕され、そのままルシリオンへと襲いかかる。ルシリオンは攻撃を中断。その場から高速離脱。もちろん上手くいくわけにもいかず。
「私も参加させてもらおうかしら」
グランフェリアが地上に降り立ち、琥珀色の雷光を纏う“雷界幻矛”の刺突を放ってきた。“グングニル”で軌道を逸らした直後、レーゼフェアの別の巨影拳がルシリオンを直撃。先程の
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