第一部 --SAO<ソードアート・オンライン>編--
第一章 第一層攻略
第5話 演技
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ですかそれ?」
「それはだな………」
俺はシリカに作戦を言い実行に移すことにした。
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「さぁ君たち、僕たちはこれからボス攻略に行くんだ。だからここまで来て頑張ったのは分かるけど……今は帰ってもらえないかな?」
青い髪のイケメン片手剣士は、俺たちに遠回しに『帰れ』と言っている。
ちなみにここは、ボス部屋へ行く為の迷宮の入り口だ。
……ここからは、役になりきろう…
「そんな…頑張ってここまで来たんです! お願いします! ボス攻略に入れてください!」
「けど…ここから先はあぶな「…そんなの平気です! 邪魔にならないようにしますんで…だからお願いします!!」……なんで行きたいんだい?」
青髪イケメン剣士は俺の(子供になりきった)目を見て、理由を聞いてきた。
「妹にこのゲームがクリアできるって所を、近くで見せてやりたいんです…」
「……お兄ちゃん」
シリカが恥かしそうに俺の服を掴んできた。
…まぁ、本当に恥かしいのだろう…俯きながら赤くなってるし…
それとシリカの『お兄ちゃん』は妹がいない俺には、少しヤバかったぞ…
(なんか…その…何かが)
しかし顔の赤さは、身長差(凄くムカつくけど)で見えなかったようで、俯いているのでより不安そうな妹に見えたのか、あっさり信じてくれた。
「妹さん…なのかい…でもそれなら、<始まりの街>で待っていれば…」
「二卵性の双子の妹なんです……《始まりの街》で、俺…妹に言ったんです…
『俺がこんなゲームすぐに終わらして、お前を守ってやるから』って…だから…」
「…本気なんだね..」
「はい!」
「わかった。なら…そこに二人だけのパーティーがいるから入れてもらって、危なかったら
助けてもらってくれ……いいかな二人とも」
急に話を振られた二人は(キリトと昨日のフードの女)すぐに
「……別にかまわない。」と女が
「…だ…大丈夫です…」と頑張って笑いを堪えるキリトが
返事をした。(キリトは後で覚えてろ…)
そして俺とシリカは頭を下げ
「「ありがとうございます!」」
と、お礼をしておいた。
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「うまくいきましたね」
「そうだな。俺が子供じゃないって説明すると時間が、かかるから仕方なく子供のまま
通していったけど……二度とやらない事を祈るよ…」
「でもやっぱり恥かしかったですよ……それに一層の攻略が終わるまではこのままで
いませんと、おかしいですよ?」
「分かってるよ…」
俺とシリカはキリトたちの近くに行くまでに話をしていた。
そしてキリトの前に着くと女性
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