第一部 --SAO<ソードアート・オンライン>編--
第一章 第一層攻略
第5話 演技
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、俺たちが入ろうとしたとき…
「わあァ!?」の後に、
「きゃあああああああ!!」という叫び声があり、
「キリト!?」
「キリトさん!?」
キリトに何かあったのかと、俺たちは急いでドアをノックしたが…しばらくして
「やア」と、言って出てきたのはアルゴだった。
その後、アルゴから事情を聞いたら、キリトが女を部屋に連れ込んでいたらしい。それから中に入るとキリトが気絶していて、奥の部屋からフードをかぶった人が出てきた。その人は俺たちに気付いていないのか、そのまま走って帰って行ってしまった。
フードを着ていて女性か分からなかったが、アルゴに聞くとやっぱり女だったらしい。
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十二月四日、今日でSAO《ソードアート・オンライン》のデスゲームが始まってから、四週間がたった。
《会議》の翌日、キリトがあんな状態でパーティーの事を聞けなかったので、あの時にアルゴに100コル追加して、ボス攻略のための集合場所と時間を聞き、シリカと共に集合場所に行った。そしたら…
「ん? 君たちどうしたのかな?」
青い髪のイケメン片手剣士が俺たちを見るなり、そんな事を聞いてきた。
…まぁ、《会議》に出なかったから当然だろう。パーティーの数で分かるし…
「あ!あたした「何で子供がこない所に来てるんや!」…だから「そうだぞ君たち! 危ないからこんな所に来ちゃダメだ!」…うう」
シリカが理由を言おうとしても、そのたびに邪魔されている。
そしてすぐさま、そのざわめきが全体に広がる。
…つーか『君たち』ってことは俺も入ってるんだよな..
「どうしましょう。シュウさん」
シリカはどうしたら良いのか分からないようで、俺に助けを求めてきた。
なので俺はシリカの近くに言って、シリカにしか聞こえないくらいの声で話し始めた。
「これは、すぐに収まりそうに無いな。キリトも困ってるし、この空気じゃ俺が中二だって
言っても信じてもらうのに時間が、かかりそうなんだよな〜」
「そうですよね〜…」
「納得顔になってるとこ聞くけど……俺って年いくつ位に見えてんの?」
「あたしは知っているからですけど、最初にシュウさんの元の姿を見たときは…
その…あたしと同じ年くらいだと思いました…」
「……マジで」
「…はい」
シリカが言いにくそうに、俺に初めて俺の姿を見た時の事を話してくれた。
……分かってはいたけど、ショックだ...
「なら…仕方が無い…これから言う事に合わせてくれないか?」
「そりゃあ良いですけど…どうするんですか?」
「この場をなんとかすると同時に、俺が頑張って耐えなきゃならない事…精神的に…」
「え!? なん
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