暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
やっぱりハッピーエンドはアレだよねby???
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ーショットやなのはたち友人と一緒にっていうのも何枚か撮った。その中で、「そういや名前とかどうなってんの? ルシルが婿入りなんだよね?」ってシャルが訊いてきた。

「ルシリオン・セインテスト・ハラオウン。それが私の新しい名前だよ」

「私は変わらないよ。フェイト・テスタロッサ・ハラオウン」

散々悩んだんだけど、結局はこれに落ち着いた。以前ヴィータが言っていたテスタロッサ・セインテスト・ハラオウン・フォン・シュゼルヴァロードとかって奴も候補に挙がったけど、ルシルが却下。
セインテストも外して、ルシリオン・テスタロッサ・ハラオウンでも良いって言ってたけど、それは私が却下。セインテストはルシルの大切なファミリーネームだから。

「なるほど。まぁフォン・シュゼルヴァロードなんて、この世界じゃ要らないもんね。イイじゃん。ルシリオン・セインテスト・ハラオウン。ホントに結婚したんだねぇ〜。おっと遅れた。フェイト、ウェディングドレスすっごい似合ってるよ♪」

「ありがとう、シャル」

今日この日、大切な日にシャルと、みんなで笑い合えるなんて幸せだよ。

「フェイト」

「うん、ルシル」

差し出されたルシルの右手の上に、左手をそっと乗せた。左手を引かれルシルの隣に並び立つ。二人の間で両手を重ね合い、向けられたカメラに視線を向ける。シャッターが切られる瞬間を狙って、ルシルの頬にキス。プレシア母さん。アリシア。リニス。私、今すごく幸せです。友達も出来た。大切な人も見つけた。その人とこうして結婚も出来ました。
だからね、

「ヒューヒュー、フェイトってばいつの間にそんな大胆になったの?♪」

「シャルちゃん、茶化しちゃダメ」

良かったらずっと見守っていてほしいなって思う。

「シャル。人は変われるんだよ♪」

「言うようになったじゃん。だから面白いんだよ、人って言うのはさ♪ こうなったらさっさと子供を作っちゃえ♪」

「ぶふっ!?」咽た。いきなり何を言い出すのシャルは! シャルは「人は変わるんでしょぉ? 幸せになるんでしょぉ?」ってニヤニヤ。ぅく。顔が真っ赤になってる自覚がある。そこにルシルが「ストップだ、シャル」ってシャルのおでこをペシッと叩いた。「へーい」ってお手上げしたシャル。もう、変なこと言うからルシルをまともに見れなくなったよ(泣)

「ま、ゆっくり進みたまえよ」

シャルはそう言って、なのは達の所へ駆けて行った。ホント、シャルってば嵐のような感じ。シャルを見送った私とルシルは、

「なのはとユーノにブーケが渡ったのっ? やばい、面白くなってきたぁぁーーーっ! もう結婚しちゃえよYOU達っ♪」

「「ええぇーーーーっ!?」」

二人で微苦笑。シャルの矛先がなのはとユーノに向いちゃった。
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