暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
ようこそ☆ロキのロキによるお客様のための遊戯城へ〜]T〜
[16/20]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
の意識は完全に途切れた。
†††Sideはやて⇒シグナム†††
(よもやこれ程とは・・・、さすが魔道王ということか・・・!)
フノス殿の降らせる魔力剣と魔力弾が掠めようとも止まるわけにはいかない。必死に回避行動を取っている最中、『シグナム!』「シグナムさん!」と、アギトとコロナが半ば悲鳴に近いほどに私の名を叫ぶ。
何事か、と思う前にすぐに察する。上空ばかりに気を取られ、前方に降り注ぎ始めた魔力弾の滝に気付くのが遅れた。だからと言って止まるわけにもいかん。すでに空から数十本の魔力剣が降って来ている。
「コロナっ、少しキツイかもしれんが辛抱してくれっ!」
「はいっ!」
左脇に抱えているコロナの腹に回している左腕に力を込める。少し苦しいかもしれんが、落としてしまうよりかは遥かにマシだろう。右手に携える炎剣形態の“レヴァンティン”を振りかぶり、
『「剣閃烈火!!」』
――火龍一閃――
柄より伸びる炎剣を伸ばし、空より降り注いできたいくつもの魔力剣を迎撃する。炎剣によって横一線に寸断された直後、魔力剣の雨が連鎖的に爆発を起こしていく。迫って来ていた魔力剣の迎撃には成功。しかし魔力剣に遅れて降り注いできた魔力弾の雨が黒煙を突っ切ってきた。
今の“レヴァンティン”は刀身を破壊され、火炎のみで刀身が構成されているアインエッシェルングフォルム。ここスンベルで新たに組んだばかりの――火龍一閃を持続させる魔法なんだが。現状の問題は“レヴァンティン”のカートリッジ補給口が無い、ということだ。ゆえに火龍一閃はそう何度も使えない。それはつまり何度も迎撃することが出来ない、ということに他ならない。
――デアボリック・エミッション・アルプトラウム・ベフライウング――
どうにか迎撃する術がないかと思案するより早く。主はやてによるデアボリック・エミッションが、放たれた直後の魔力剣・魔力弾と我々の間で発動。しかも四つ同時にだ。主はやてもリエイスも随分と無茶をなさる。しかしそのおかげで、デアボリック・エミッションを通過してもなお降り注ぐ魔力剣・魔力弾の数、速度、威力が衰えていっている。
「シグナムさん! フノスさんが!」
コロナが指差す方角。そこには虹色の雷光を“グラム”の刀身に集束させているフノス殿の姿が。誰を狙っている? それは考えるまでもなく。フノス殿が体を向けている方角の先には、デアボリック・エミッションの中心、主はやてが居た。
「主はやて! リエイス!」
今のこの状況下では声が届かぬのは解っている。が、叫ばずにはおれん。
――奥義・
主天聖の剣閃
(
キュリオテテック・セイバー
)
――
放たれる特大の雷撃の剣状砲撃。砲撃は一直線に主はやての元へと突き進む。
――ディバインバスター・エ
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ