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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
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にならんかったのに。

「主はやてが気に病む事ではありません。それに、レヴァンティンは私のミスです」

『そうですよ。私たちがダメージを負ったのは自己責任です。ヴィータとザフィーラも、主はやてが自分を責めるのを辛く思うはずです。ですから主はやて。御自分を責めないでください』

シグナムとリエイスが優しく、でもちょっと厳しさのある声でそう言う。アカンな。シャルちゃんにも言われたことやのに。何でもかんでも背負い過ぎる、って。他の人の責任を勝手に背負うのは、ある意味傲慢やって。私は「ありがとう」とだけ返す。謝るんはちょお違うやろし。

「はやてちゃん、大丈夫・・・?」

「なのはちゃん。うん、もう大丈夫や」

なのはちゃんにそう答えて、辺りを見回す。酷い有様やった。石畳はミカエリオン・セイバーゆう砲撃で見る影もなくボロボロで土を覗かせとる。未だそびえる影の塔から伸びた針が元石畳に突き刺さって、小さなクレーターを作り出してて・・・、てゆうか、あんなん受けたら、死ぬんちゃうの?
まぁそれはともかく。無事でおるメンバーの数の少なさに膝が折れそうになる。こうして無事でおるんは、私とリエイス、なのはちゃん、シグナム(レヴァンティン無し)とアギト、コロナ、リオ(座り込んで、もう戦える様子やない)だけ。

「シャマル・・・・」

「申し訳ありません、主はやて。なのはもすまない。護りきれなかった」

シグナムが心底申し訳なさそうに頭を下げる。ヴィヴィオ達の側に倒れとるシャマルとティアナ。シグナムがボロボロなんはみんなを守ろうとしたからなんやな。でもダメやった。フノスさんの魔術はそれほどまでに強力とゆうことか。なのはちゃんは「仕方ないですよ」って首を横に振る。

「あの、これからどうすれば・・・?」

リオに肩を貸して歩いてきたコロナが、影の塔から目を逸らさんと訊いてきた。今の戦力で立ち向かえるような相手やない。そもそもたった一つの魔術で壊滅状態やし。それやったら戦力をもう一度整わす。そのためには。この中で治癒魔法を使えるのは・・・。

「リエイス。みんなを回復できるか?」

『出来ます。ですが、全員を一度にとはいけませんので、優先順位が出来てしまいますが』

時間が掛かるとゆう事やな。その間、フノスさんがどう動くか。てゆうか、さっきから何のアクションを起こしてへんけど・・・何やろ・・・? そう思っとったら、影の塔の中からフノスさんが話しかけてきた。

「そろそろ戦闘再開と行きましょうか」

影の塔全体にピシピシとヒビが入ってく。アカン。今の状態での戦闘は確実に敗北へ一直線や。

『とにかく。このメンバーを最優先に回復させますっ! 静かなる癒しよ、癒しの恵みを我らに運べ』

――静かなる癒し――

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