第3話 ラグーラビット実食
[1/4]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
五十層のアルゲートからソウガたちは、アスナのホームがある六十一層のセルムブルグに来ていた。それで、ソウガ達はアスナの家を目指していると、キリトが
「うーん、広いし人は少ないし、開放感あるな」
「なら君も引越せば」
とキリトとアスナが話していてアスナがこっちを向いて聞いてきた。そしたら、キリトが
「金が圧倒的に足りません」
「俺は、今の場所が好きだし」
「私も、今の場所がいいかな」
と上から、キリト、俺、アキの順だ。そして、俺がキリトに
「最前線で金がないってどんなだよ」
「べついいだろ。そりゃそうと、本当に大丈夫か?さっきの・・・」
と言った。「こいつ話そらしやっがった」と俺が考えていると
「「護衛は、いらないっていたんだけどね・・・ギルドの方針だから、って参謀職たちに押し切られちって・・・」」
とアスナとアキが暗い声で続ける。
「昔は、団長が一人ずつ声をかけて作った小規模ギルドだったのよ。でも人数がどんどん増えて、最強ギルドなんて呼ばれ始めた頃から、なんだかおかしくなっちゃた」
といいみんなが沈黙の状態になったが、アスナがそれまでの空気を切り替えるように、
「まぁ、大したことじゃないから気にしなくてよし!早くいかないと日が暮れちゃうわ」
それから、五分ぐらい歩いて、アスナの家の前についてから、キリトが
「しかし・・・いいのか?その・・・・」
と言っていたので俺は、
「まだ言ってたのかよ。はやくはいろーぜ」
と言ったら、アスナが
「そうだよ。もともと、君がもちかけた話じゃない?それに、ほかに料理できるところがないんだから仕方ないでしょ!」
と、いったので俺は遠慮なく
「おじゃましまーす」
「おい、ソウガ待てよ。お・・・・おじゃまします」
と遠慮気味に入ってきたキリトは
「へぇー、なかなかいい感じじゃん」
と感心したように言い、キリトは
「なあ・・・これ、いくらかっかてるの・・・?」
「んー、部屋と内装あわせると四千kくらい。着替えてくるからそのへんてきとうに座ってて。行こう、アキ」
「はーい」
と言って、二人が着替えにいって、キリトが
「四千k、四百万kかー」
「それくらい、最前線にいたらたまるだろ・・・キリト」
と俺がキリトを呼ぶと、
「なんだ?」
「無駄使いはほどほどにしとけよ」
と俺が呆れながら言うと、キリトが
「わ、わかってるよ」
と動揺しながらいったので図星らしい。
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ