暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
ようこそ☆ロキのロキによるお客様のための遊戯城へ〜Z〜
[15/21]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
けど、たぶん遠距離からの攻撃だと思う。レヴィはモード・コンバットのままで戻ってきたし。近接ならまず遅れは取らないから」

わたし達はプレンセレリウス殿下の攻撃について話し合う事になりました。ですがやはり情報不足という事もあり、すぐに暗礁に乗り上げる事に。思考の迷路に迷い込んでしまっている中、

「ねぇレヴィ、何かお話ししようよぉ」

「喋るなんて面倒くさい・・・あー何かもう起きてるのも面倒だよ。寝よ」

ニコニコ笑顔のシグナムさんと、ずーんと暗い影を落とすレヴィさんの会話が聞こえてきました。見ればシグナムさんは「つまんなぁ〜い!」とプクゥと頬を膨らませていて、お話してくれないレヴィさんにご立腹のご様子。レヴィさんは本当に寝るつもりなのか目を瞑っていて、シグナムさんに揺すられても反応しません。

「・・・しゃあない。リイン、私とユニゾンや。デアボリック・エミッションで墜とす。これで決まるとは思えへんけど、少なくとも多少のダメージは与えられるはずや」

「了解です」

「アギト、ルールー達はここで待機しとってな。巻き込んだら笑い話にもならへんし」

はやてさんがすまなさそうにそう指示を出してくれた。お役に立てないのは心苦しいですけど、適材適所という言葉くらいは知っています。ですから「判りました。御武運を」と了解の意を示す。

「了解、マイスター。はぁ。あたしの出番はなしか」

「しょうがないよ、アギト。ここははやてさん達に任せよ」

ルーテシアさんとアギトさんも了承し、はやてさんはリインさんを呼びます。そして「ユニゾン・・・イン!」とユニゾンを終え、

「それじゃ行ってくるな」

『いってきますっ!』

はやてさんとリインさんを見送り終え、手持無沙汰になってしまいました。

「ねえねえ! 誰かお話してよぉ〜っ!」

シグナムさんがピョンピョン跳ねながらわたし達のところへ来ました。どうやらレヴィさんが完全に自分を相手にしてくれないと解り、諦めたようです。

「シグナム・・・・お前、もう少し幼い外見だったらよかったのにな・・・(涙)」

アギトさんはただ人差し指で目元を擦る仕草をするのみでした。

†††Sideイクス⇒はやて†††

幽霊が一人も居らん事を疑問に思いながら、飛んで(いつの間にか飛べるようになっとった)プレンセレリウスさんの捜索を開始。まずは一階。天井に釣られとる小さなシャンデリアは全部砕けて使い物にならんなぁ。一階をぐるりと一周してプレンセレリウスさんが居らんのを確認。

『幽霊が出ませんね・・・』

「そうやな。まぁ出てくれへん方が都合がええわ」

なんの妨害もなく二階へ続く階段ホールに到着。っと、階段の踊り場に出たわ、「あはは」って笑う、フリルの多いドレ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ