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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
ようこそ☆ロキのロキによるお客様のための遊戯城へ〜V〜
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†††Sideなのは†††

ルシル君と同じ“アンスール”のメンバーだったカーネルさんとの戦いも終わって、あまりのとんでもバトルに戦慄しているヴィヴィオ達に同情。そういう私も、実際に地帝カーネルという大英雄と戦い、未だに体の震えが止まらない。ルシル君の記憶で見て知っていたけど、体験して改めて理解出来た。アンスールは確かに最強だ、って。

「おーい、カーネル! 次に進ませてあげてくれーーっ!」

16マス進んだ先にポツンと居るルシル君が大声でそう言う。するとカーネルさんは「まだルールを言い終えてないぞーーーっ!」と返す。

「ルシルはしばらく放っておくとして。このスンベルはいくつかのエリアに分かれていて、俺のような管理人が居る」

ルシル君に聞かれたようで、「放っておくとはなんだぁぁーーーーーっ!」ってルシル君が叫ぶ。カーネルさんは「うっっせぇぞ、ルシル! お嬢さん達にルールの説明中だ! 少し黙ってろっ!」とまた叫び返す。

「コホン。なんだっけ? あー、そうそう。さっきのようにお題を拒否ったりすると、様々なペナルティーを科せられるっていうのは話したな。そのペナルティーの一つに管理人とバトル。だがこれはある種のチャンスなんだ。負ければそのエリアのスタート地点に戻されるが、勝てばエリアをクリアせずとも次のエリアへ進む事が出来るってわけだ」

「え? それじゃあルシルはカーネルさんに勝ちましたから・・・」

フェイトちゃんがそう言うと、カーネルさんは「うぐ。そうなんだよなー、勝つ自信はあったんだがなー」って肩を落としながら黙ってるルシル君の方へと向き直り、右手の中指を立てて見せた。当然、ルシル君もいきなりそんな挑発めいた事されたら怒るわけで・・・

「上等だコラァ。さっきの続きをやろうってか、おい!」

まず使うところを見ないやんちゃな男の人口調を使ってノってきた。一触即発の気配。さすがにこんなところで、あんなデタラメな戦闘をまたされたら命がいくつあっても足りない。

「まあまあ。ルシル君もカーネルさんも落ち着いて、な? 子供の前で、そうゆう大人げない事するんはどうかと思うよ?」

はやてちゃんがカーネルさんの前に立ちはだかった。すごいよ、はやてちゃん。カーネルさんは「そうだな。すまないな、お嬢さん」と素直に謝る。遠く離れたルシル君は「離れろ、はやて! ソイツに近づくなっ。何をされるか判らないぞ!」なんて、まだやる気を見せてる。ルシル君。どれだけカーネルさんを陥れたいの? というか仲悪いの?

「フッ。無駄だぜ、ルシル。俺は大人だからな。そんな挑発には乗らないぜ。さて。それじゃあ1stエリアは、俺を倒したという事でクリアとなった。次のエリアへ移動させるから、ちょっと集まってくれるか?」

「あの、ルシルパパは
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