暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
まだいるよ♪みんな大好き☆リリカルアクターズ
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〜〜“旅人(スヴィーウル)の詩” 
著者輝く者(グローイ)ルシリオン(リエイス)〜〜


語り部イクス
『それは、神々の住まう世界のとある王国グラズヘイムの王女たちが巻き起こした珍騒動です』

全幅40m、奥行10mの大舞台をスポットライトが照らし出す。舞台には、立体映像を作り出す機器よって作り出された、宮殿の外壁が映し出されていた。そして、そのヴァルハラ宮殿と謳われる宮殿の庭には二人の美しい少女、ヴィヴィオとアインハルトが佇んでいた。
ヴィヴィオが登場した事で、客席が歓喜にどよめく。

語り部イクス
『王国グラズヘイムには、それは美しい王女がふたり居ました。
姉の名はソリン。ソリンは、とても明るく活発で、すぐにどこかへ飛びだしていく王女様です』

ソリン(ゼフィランサス)=アインハルト
「私はソリン。今日も私の大好きな妹と一緒に遊びに行きましょう♪」

ソリン(無鉄砲者という意)役を演じる、真っ白なドレスを身に纏ったアインハルトが、普段の彼女があまり見せない満面の笑顔でセリフを言う。

語り部イクス
『妹の名はグローイ。姉ソリンと同じく、それは美しい王女様でした。活発なソリンより元気いっぱいな女の子でした』

グローイ(ルシリオン)=ヴィヴィオ
「私はグローイ♪ 今日も大好きなお姉様と一緒に遊びに行きたいな〜?」

グローイ(←(ルシル)だが、配役上女に変更された)役を演じる、黒いドレスを身に纏ったヴィヴィオ。アインハルトがヴィヴィオに手を差し出し、ヴィヴィオも差し出されたアインハルトの手を取った。

ソリン・アインハルト
「ねぇグローイ。今日は、ミュルクヴィズに遊びに行こうか」

グローイ・ヴィヴィオ
「ミュルクヴィスにですか? いいですよ。いつもの腕試しですね」

語り部イクス
『暗い森という意味のミュルクヴィズ。
そこには屈強な、それでいて人畜有害な怪物ベムブルが棲んでいます。
ソリンとグローイは、幼いながらも腕っ節の強い魔法使いでした。
ですから、よく二人は腕試しとして、自分を鍛えるためにベムブルを相手に戯れていました。
二人は早速そのミュルクヴィズへ行くための準備をし、向かいました』

スポットライトが消え、舞台上が闇に包まれる。
機器によって作り出された宮殿の外壁が消え、仄暗い森の中の映像に切り替わる。
スポットライトが暗さを演出するために薄く灯り、ドレスから防護服(子供サイズ)に着替えたヴィヴィオとアインハルトを照らす。

語り部イクス
『ミュルクヴィズに赴いたソリンとグローイの前に、猪のような怪物ベムブルが現れました。二人は早速戦い始めます』

立体映像相手にヴィヴィオとアインハルトは「やぁっ!」「はぁっ!」と殴り蹴ったり。小さ
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