暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
まだいるよ♪みんな大好き☆リリカルアクターズ
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的な能力でした。
ギンナルの幻影を使う事を第一と考えて、再び作戦を練ります。そして結論が出ました。早速準備に取り掛かる五人。
準備を終え、ギンナルを階下に残して、ソリン達は再びアルヴィーズの居る階に戻ってきました。
もちろん幻で創った花嫁衣装を身に纏った、幻影によってソリンの姿となった“炎”を連れて。
本物のソリンにも幻影が掛けられ、猫の姿となっています』

猫役はもちろんアインハルトのパートナー(デバイス)であるアスティオン。

アルヴィーズ・セイン
「おお、花嫁衣装を用意していたのか。素晴らしい! これならすぐに婚礼の儀を行えそうだな。少し待っておれ」

語り部イクス
『ウェディングドレスを着た偽ソリンを見たアルヴィーズは拍手。
そして指を鳴らすと、部屋に白い光が満ちました。光が切れ、次の瞬間には部屋の中には豪華な料理が幾つも並べられていました』

アルヴィーズ・セイン
「さあ食べてくれ飲んでくれ。めでたいめでたい、わっはっはっは」

語り部イクス
『アルヴィーズは突っ立っていた偽ソリン達をテーブルに着かせます。
階下では、偽ソリンを操作しているギンナルによって偽ソリンは料理に手を付けます。
それはものすごい勢いで料理が消えて行きました。先程のイタズラと同じ、料理も皿も灰すら残さず燃えてしまっているからです』

ヴィンダールヴ・レヴィ
「作戦その一。ソリンを幻滅させよう。女の子らしい仕草を何一つさせずに、アルヴィーズがソリンを嫌うように仕向ける」

アルヴィーズ・セイン
「どれどれ。花嫁は食べてくれているか・・って、何だこのすごい食欲は!」

語り部イクス
『アルヴィーズは驚きました。たくさん用意した料理がすでに半分以上無くなっていたからです。
偽ソリンは黙々と食べ続け、もとい燃やし続けます。アルヴィーズの驚きようを見て、本物のソリン達は、これで決まった、と心の中で喜びます』

アルヴィーズ・セイン
「わっはっはっは。たくさん食べる娘は愛おしい。一生懸命、メシを頬張るその姿、我は気に入ったぞ!」

語り部イクス
『ですが、アルヴィーズはそんな事を気にしませんでした。残念!』

アルヴィーズ・セイン
「どれどれ。そのヴェールの下に隠れた可愛らしい顔を見せてくれ。
ん? おお!? なんだこの凄まじい眼差しは!? 血走って火が噴出しているようではないか!」

語り部イクス
『炎たる偽ソリン。その両目は火が漏れ出そうなほど鋭く細められていて、アルヴィーズをギロリと睨んでいました。
その様子を見たグローイが、姉様はあんな怖い目はしないもん、と小さく溜息を吐いていました』

アルヴィーズ・セイン
「ハッ。そうか、その熱い眼差しは、我へ送る熱愛の表れなのだな。睨んでいるよ
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