21話
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動がガリューの命取りとなる。
ガリューが視線を外した瞬間。人影がもうスピードで突っ込んできたのだ。
「鉄塊玉 旋風」
回転をしながら突っ込んでくる人影は縦横無尽に反射する物体をものともせずにガリューに接近し吹き飛ばした。反射する物体とルーテシアを守ることに気を取られていたガリューにそれを防ぐことはできない。
「ガリュー!?」
ガリューは壁に叩きつけられ完全に埋まる。
「ノッキング!」
起き上がろうとしたガリューに止めの一撃が入り、完全に沈黙する。
「ひっ!」
ルーテシアはたった二撃でガリューを倒した人物に恐れを抱く。
その人物=夕はルーテシアを見る。
「悪いな。襲撃者相手に長々と相手をする気はないんだ。その召喚虫のことなら心配するな。動きを止めただけだノッキングを解除すればすぐに動けるようになる。だから」
「っ!!」
ルーテシアはとっさにプロテクションを張って召喚の時間を稼ごうとする。
<だから静かにお休み>
プロテクションは紙の様に破られ、ルーテシアの意識が闇に沈んだ。
「先ずは一人と一匹」
夕はスーパーボールを拾い。そこにいる者逹を移動させて入り口に向かう。
入り口ではザフィーラとシャマルが二人の戦闘機人を相手に苦戦を強いられていた。そこに念波が入る。
【ザフィーラ!シャマル先生!】
「この念波は!【【夕!(夕君)】
ここにはいないはずの人物の念波は二人を驚愕させるが。さすがは歴戦の騎士と守護獣。すぐに夕の存在を受けいれる。
【建物の中に入ってください。外の奴等は俺が片付けます】
【大丈夫か?相手はかなり手強いぞ】
【誰に言ってるんですか?】
【ふっ確かにな。お前の強さは戦った我々が一番よく知っている】
【二人は中の六課メンバーをお願いします】
【わかったわ。気を付けてね】
二人が方向転換し、六課の建物に入る。それを見ていた。戦闘機人、オットーとディードは追撃しようと動きかけて止める。姉であるウーノが連絡があったのだ。 建物の中にいるルーテシアと連絡が途絶えたと。 そして忠告される。六課の中にはまだ。ルーテシアを倒す実力を持った人物がいると。
二人は警戒しながら中に入って行くことにする。そうしていると中から声が聞こえる。
「流石に二度目の不意打ちはできないか」
建物から出てくる人物を二人はデータから検索する。
「島田夕。六課の生活補助スタッフの長を務める男」
「戦闘能力…高い腕力を持つこと以外、データなし」
「おっ?俺のデータは持っているのか。さっきの女の子が知らなかったからてっきり知られていないものかと」
二人にはわからない。フォワードでも隊長でもないこ
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