21話
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と剣、ヴィータ、フォワード陣はヴィヴィオに見送られ、ヘリに乗って会場に移動している。
「…つる…ぎ…ん。剣君!」
「え?」
「どうしたのぼーとして」
「ごめんごめん。考えごとしちゃって」
「何を考えごとか?」
「公開意見陳述会のことだよ。スカリエッティが何もしてこないとは、どうしても思えないんだ」
「うん。私もそう思う。でも私逹が入れば大丈夫だよ」
「…そうだね」
未来を知っている剣にとってこの問題は楽観視できるものではなかった。
「エリオは僕のツインを頼むね」
「はい。大切に預からせてもらいます!」
なのはのレイジングハートはスバルが、フェイトのバルディッシュと剣のツインはエリオが預かっている。フォワード陣の中でも素早く動ける二人がデバイスを預かることになった。
はやてのシュベルクロイツとシグナムのレヴァンティンはヴィータがもっている。
「それじゃあ僕逹は中に入るから」
「はい。任せてください」
公開意見陳述会が始まる。始まって数時間は何事もなく陳述会は行われていた。問題が起こったのは空が橙色に染まり始めた時だった。警備システムがハッキングされ、外と中が隔離されたのだ。
「剣!」
「襲撃が来たようだね。なのは、フェイト!中ははやて逹に任せてすぐにフォワード陣と合流しよう」
「「うん」」
原作を知っている剣は早かった。エレベーター口から下に下りて合流地点に急いだ。
「(六課への攻撃が始まるのも時間の問題。頼むよ夕)」
その頃、夕は。
「そろそろ来る頃か?」
六課の寮の自室にいた。今朝のはやてへの報告では夕はまだ帰ってきていないはずなのだ。転送ポートが故障(スカリエッティにより使用不能にされている)して帰るに帰れない状態になっているはずなのだ。
話は機動六課設立前、剣が夕の家に来たときまで遡る。
「はやての次はお前か?」
「正確にははやてが帰る頃を見計らって来たんだけどね」
「それでご用件はお前も六課に入れってんじゃないだろうな」
「………」
「そのまさかかよ…理由を話せ。話はそれからだ 」
「ここ数年、長期任務に出た部隊が襲撃される事件が多発してるんだ」
「物騒な話だな」
「そうだね。管理局もこの事件はかなり重く見て調査してるんだけど、全く進展しないんだ。わかってることは襲撃者がレアスキルを持った銀髪の男でSランクオーバーの魔道師であるってだってことのみ。僕はこの襲撃者をイレギュラーか転生者だと思っている」
「おいおい。それは早計すぎじゃないか?原作で語られてないだけってこともあるだろう」
「僕も最初はそう思ったけど、この事件が引き起こした問題がはやての部隊設立を潰しかけたんだ」
剣の話によると襲撃者により再起不能や
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