暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
ここは海鳴、始まりの街 〜親バカは永遠に〜
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地の巨大ショッピングモールへの案内が記されている。到着だ。だから私の話はここで終了。さぁ荷物持ちとして頑張ろうか。
†††Sideルシル⇒フェイト†††
ショッピングモールに着き、ウィンドウショッピングを始める私たち。ある程度回って昼食も終えて、のんびり友達と買い物を楽しもうとしていたのに、大人数のおかげで結構目立つ私たちは、よほど暇なのか男の人たちによく絡まれる。ついさっきも、ルシルとザフィーラ(もちろん人間形態)がしつこいキザッたらしい男の人たちを追い払った。
「やれやれ。休日にナンパしかやることのない野郎ばかりとは」
ルシルが両手に持った袋を持ち直しながら首を横に振る。そう言うルシルもさっき女の人に声を掛けられてた。写真を一緒に撮ってください、とか。ルシルはモデルじゃないってば。けどルシルは、写真だけなら、なんて言って受けてたけど。むぅ、なんで?
「でもルシル君とザフィーラが居ってくれて本当に助かるわぁ」
はやてが安堵しながら言う。アギトもそれに賛同して、「シグナムと姉御に任せたら警察沙汰になっちまうもんな」とイラつき始めてるシグナムとヴィータをチラッと見た。
「はやて達が美人なのは認めるし声を掛けてぇっていうのは判るけどさ」
「外見が良かろうが中身が軟派な男なんぞ誰が認めるか。そもそも先程の髪を染め、過剰なアクセサリーを身に付けた男なぞが主はやてと釣り合う訳がない」
ヴィータとシグナムはうんうん頷いて、娘を持つお父さんみたいな事を言い出した。はやてが「なんやこれやとどっちが親か判らへんな」って笑う。
「そうです。はやてちゃんのお相手はもっと立派な人じゃないといけないです」
リインが誰か想像してるのか腕を組んで「むぅ〜」と唸り始めた。シャマル先生も「見た目も重要だけど、さっきのような軽い人はペケよね」ってシグナム達に賛同。
「なのはやフェイトはどうだ? ヴィヴィオがああいう軽い男と付き合うとなれば」
リエイスが私となのはに話を振ってきた。まさかリエイスから話を振られるなんて思わなかったから、私は「え?」って訊き返していた。でもその前に、これは昨日のアレのパターンだよ。恐る恐るルシルを見る。
「百歩譲ってヴィヴィオが男と付き合うことになろうが、あんなチャラ男が彼氏になるのだけは絶対に認めるものか。というか付き合うこと自体認め――むぐっ?」
「ダメだよルシル君っ」
「ショッピングモールの中心で親バカを叫んじゃ周りに迷惑がっ」
やっぱりルシルは悲しいかな、親バカモードになって吼えようとした。私となのはが同時にジャンプしてルシルの口を二人がかりで塞ぐ。ヴィヴィオは「あはは」って苦笑を洩らした。
「てかルシル。あんたってホントに色んな人から恨み買いそうよね
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