暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
ここは海鳴、始まりの街 〜親バカは永遠に〜
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すんごい相性抜群なんだね」

「100と99・・・なのはとシャルは運命の相手としか思えないね」

「残念やったなぁ、なのはちゃん。同性同士やなかったら結ばれとったで」

「他の子との相性も全部80以上だし。シャルってどれだけ他人と相性良いの・・・?」

「シャルちゃんの人格なら、なんか納得出来ちゃうけど」

驚愕に戦慄と様々な思いが生まれる。シャル、君はどこの世界へ行ってもすぐに誰とでも仲良くなっていたな。そして、おそらくこの世界が一番だと思う。たぶん次元世界こそ彼女の在るべき世界。もしかしたら君の転生先は・・・。フッ、そんな奇跡があってもおかしくないな。ちなみに私とシャルの相性度は、オリジナル誕生日で91%、4月12日で92%だった。

†††Sideルシル⇒なのは†††

アミューズメントエリアを後にして、次に温泉、最後に夕食、帰宅という予定に戻す。そのために、邪魔になる多くなった手荷物を車に置きに行ったアリサちゃん、すずかちゃん、フェイトちゃん、ルシル君を見送る。ちなみにザフィーラは私たちの護衛兼ナンパ男撃退係として残ってもらってる。
四人を背中が見えなくなって、私たちは先に温泉エリアへと向かう事になった。その道中、「あ、ちょっと待ってなのはママ」とヴィヴィオが私を呼び止めた。「どうしたの?」って訊きながらヴィヴィオの指差す方へと視線を向ける。そこにはアクセサリーショップがあって、ヴィヴィオがそこへ向かおうとする。

「ルシルパパのヘアゴムがダメになったみたいだから、プレゼントしたいなぁって」

「「う゛」」

シグナムさんとリエイスさんがよろける。ルシル君のヘアゴムが切れたのって二人の所為みたいだから。二人は小さく「申し訳ありません」って項垂れながら謝った。

「そうゆう事やったら私がお金を出そか? 家族の失態は、家長の責任やしな」

「はやてさん、ありがとうございます。でも、わたしがルシルパパに贈り物をしたいんです」

ヴィヴィオが可愛過ぎる。親としての贔屓目、とか言われそうだけど違う。惜しい、惜しいよルシル君。今のヴィヴィオのちょっと恥じらいのある笑みを見逃したルシル君は残念過ぎる。まぁ見たら見たら、また親バカモードになって大変な事になりそうだけどね。

「よしっ、それじゃあヴィヴィオ。一緒にルシルパパに似合う髪留めを探そっか」

「うんっ」

ということで、ルシル(パパ)へのサプライズプレゼント作戦開始。ルシル君たちが戻ってくるまでに決めないといけないって事で、急いでアクセサリーショップに入る。はやてちゃん達も続いて自分達用のヘアアクセを見て回ってる。

「なのはママ、コレはどうかな?」

ヴィヴィオが真っ黒なリボンを見せてきた。確かにルシル君の銀髪には、というより、
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