暁 〜小説投稿サイト〜
インフィニット・ストラトス〜IS学園に技術者を放り込んでみた〜
本編
第28話「新たな転校生」
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「「「「「イヤァァアアアア!!!!」」」」」」」」
告げられた現実に嘆きの叫びが響いた。
※魔の十日間
学園別トーナメントの別名。
この期間中、整備科の生徒達は幾つかのグループに分かれて大会に出場したISの整備を行うことになっている。
各班には教員や企業から派遣された技術者がついており、彼らの指示に従ったり、逆に指示を出したりする。
整備科生にとっては自分達の実力をアピールする場でもあるのだが、物凄く忙しくそれが十日間も続くためそう呼ばれている。
なお、この期間の整備科生を見た者は「日に日にやつれてく」、「眼元に隈がデフォ」、「就職先のことを考えると有利そうだけど、コレをみると整備科を選ばなくてよかったと思う……いや、マジで」、「差し入れ持ってったら凄く感謝された」、「いつもとは別の次元で狂ってるわ」、「派手に壊して帰ったら滅茶苦茶恨まれたな…」、「最後らへんにはゾンビみたいになってるッス」と等と語る。
「う、うう…今年もついに来ちゃったよ」
「肌荒れがぁ…」
「リバウンドがぁ…」
彼女たちが嘆く理由としては寝る暇がほとんど無いほど忙しいということもあるが、
帰還中の主食がカロ○ーメイトやリポ○タンといった栄養食品や飲料。
取った栄養分以上に動き回るので日に日に痩せて行くが、終了後に行う溜まりに溜まったストレスやらを発散して一気にリバウンド、又はそれ以上なことになってしまうのだ。
[ガラッ]
「はーい、皆3秒以内に席に着かないとチョーク投げるわy――」
[[[[[[シュタッ!!!!!]]]]]
クラスの大半が嘆きの声をあげるなか、いつの間にか始業のチャイムが鳴り、我らが担任――鏑木早苗がクラスに現れる。
そして早苗がその言葉を言い終わる前にクラス全員が忍者もビックリな速度で着席した。
ほとんどが席を離れているのにも関わらずにだ。
「チッ…はい、皆さんとても優秀で先生は嬉しいです」
「先生、そうは言ってますけど残念そうな顔をしてまーす」
「それじゃあ、出席を取ろうかな。有田さん、乾さん――」
「スルー!?」
ケインの突っ込みも空しく淡々と出席を取り始める早苗であったが…、
「バスカーク君煩いですよ? 君は発情期の犬ですかコノヤロウ。SHRの時くらいだぁってろや(ニコッ」
「…なんかすいません」
声と表情は優しげだが、背後に薄らと見えた般若とトゲトゲしいセリフに駄犬が怯む。
「はい、じゃあ出席の続きをしようと思いましたがめんどくさいし時間がないので省略します」
「「「「「「(おいおい…)」」」」」」
「え〜、連絡事項で今日の3〜4時間目は技能授業でしたが、3時間目を使ってまだ修復が終わっていない隔壁の修理を行います」
「
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