暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Last Episode:
輝ける未来への道標
彼の選んだ決別の仕方
[3/17]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
く出来ない・・・。特に書庫を失ったのが一番痛いな)

衝撃波に呑まれたなのはを見詰めながら、ルシリオンは魔術師と魔導師の違いである魔力炉(システム)とリンカーコアの差を確認して、かなりのレベル低下に肩を落とした。

(とりあえずは予定通りなのはとの模擬戦を決着させないとな)

ルシリオンは衝撃波が次第に治まっていくのを見て、急いで本命の一撃をスタンバイ。ルシリオンの前面に蒼光の円環が展開。彼は左腕を大きく引いて、左拳に蒼光を纏わせる。

浄壊なせ(コード)・・・・」

円環の中央に蒼光の球体が生まれる。ルシリオンは引いていた蒼光を纏わせた左拳で、前方にある大きく膨れ上がった光球を殴りつけた

汝の光輝(ザグザゲル)・・・!(ん?・・・何だこれは・・・!?)」

円環より放たれる直径4mと蒼の光球。ザグザゲルはなのはの元へ一直線に飛来していく。しかし、エネディエルの衝撃波がギリギリ治まったことで、なのははプロテクションを解除、すぐさま射線上より離脱する。直後、ザグザゲルが床に着弾。拳大に収縮した後、一気に半球状に炸裂拡大。

――プロテクション・パワード――

なのははカートリッジを一発ロード。左手を迫るザグザゲルに翳し、バリアを展開させた。

†††Sideなのは†††

ルシル君の魔法ザグザゲルをカートリッジ分の魔力で強化したプロテクションで防ぐ。
でも、

(さっきのエネディエルよりずっと威力が高い・・・!)

押され始めるけど、何とかその場に踏ん張って耐える。少しずつ威力が治まっていって、何とか耐えきることが出来た。そしてすぐに私はルシル君の姿を探す。ルシル君はすぐに見つかった。見つかったんだけど・・・・

「・・・って、ルシル君? えっと、ルシル君・・・?」

ルシル君は床に倒れてた。私はどうしてルシル君がそんな事になっているのかが判らず、モニター越しに居る、一部始終を見ていたと思うフェイトちゃん達に首を傾げなら視線を移す。するとフェイトちゃん達もよく見えなかったのか首を傾げる。

「セインテスト君、大丈夫?」

シャマル先生がルシル君に駆け寄って、私のところにはユーノ君が来た。

「大丈夫? どこか痛めてない? なのは」

「うん、どこも痛くないよ。それにしてもルシル君は?」

ユーノ君の心配にそう返して、シャマル先生に診てもらっているルシル君を見る。フェイトちゃんは一度私を見る。私は心配ないよっ、て頷きで応えて、フェイトちゃんを心置きなくルシル君のところに向かわせる。
フェイトちゃんは「ごめんね」って口パクで謝って、ルシル君とシャマル先生に歩いていった。遅れてはやてちゃんたち八神家がトレーニングルームに降りてきて、私のところに向かって来た。

「どや
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ