暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos22-Cなお深き闇に染まれ、聖夜の天(ソラ)〜Signalfeuer eines Gegenangriffes〜
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れももう終わり。使えない駒はこれにて退場。私の力の糧としてくれるわ」

モニターに映るシグナム達が一斉に転移されて、1つのモニターに集められた。そのモニターに映っとるんはルシル君とアウグスタさん。そんですずかちゃん達がルシル君の元に集まって来ようとしてるのが見える。

『シグナム、ヴィータ、シャマル、ザフィーラ・・・!? 彼女たちに一体何をした、アウグスタ!!』

『私の内に居る八神はやてがなかなかの強情で、体を支配下に置いている今でも意識まではまだまだで。ここでさらなる絶望を与え、その心を砕い――』

『これ以上、あの子を傷つけることは許さない!!』

ルシル君がシグナム達の側に飛んだその時、『「無駄よ」』外と内のアウグスタさんの声がダブって聞こえた。それを合図としたようにナハトヴァールが籠手から蛇の塊へと変化して、その蛇らを一斉にシグナム達の胸を貫いた。
口に挟まれてるんはシグナム達のリンカーコア。そんでナハトヴァールの蛇がアウグスタさんの左腕に戻って行く途中、開かれた“闇の書”にリンカーコアを押さえつけて蒐集してもうて、「みんな!!」の体が砂のように崩れ去ってしもうた。

「あ・・あ・・・ああ・・・・」

それだけやない。この空間に引っ張り込まれたってゆうシグナム達の精神の方も「うぅぅ」呻き声を上げて苦しみだして、「シグナム、ヴィータ、シャマル、ザフィーラ!」も外のみんなと同じように消えてしもうた。

「はい、終わり。貴女の家族は御覧の通り、消えてしまいました。永遠に・・・さようなら」

「あああ・・・ああ・・・・ああああああああああああああああああああああああああ!!!!」

†††Sideはやて⇒なのは†††

すずかちゃんと一緒にヴィータちゃんを止めていたんだけど、いきなり氷の柱の中から消えたヴィータちゃん。念話でアリサちゃん達と連絡を取ると、そっちの方でもシグナムさん達が消えたってことだった。

「じゃあ、どこに・・・?」

「・・・あっ、なのはちゃん! きっとはやてちゃん――ううん、アウグスタさんとルシル君のところだよ!」

「あ、そうか!」

私とすずかちゃん、みんなもルシル君たちの元へ急いで飛んで向かうことになった。ルシル君たちは戦いを中断している所為かどこに居るのか判らなかったけど、「なに・・・!?」数百mほど離れたビルの屋上から立ち上った深紫色の魔力の柱。

「なのは!」

「すずか!」

そのあまりにも強大な魔力に呆けてしまっているところで名前を呼ばれた。フェイトちゃんと、フェイトちゃんに背中から抱えられてるアリサちゃんだ。遅れて「フェイト!」「みんな!」アルフさんとクロノ君も合流して、すぐにあの魔力の柱を目指して飛ぶ。

――ディバインバスター――


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