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ナギの親友物語
12話
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されてる・・・少し悲しいです。

「なるほど、わざわざお祝いに来てくれたのか」
「そうなんだよ〜あ、これお土産」
「すまないな、ほら、木乃香、刹那、挨拶しなさい」
「近衛 木乃香です〜」
「さ、桜咲 刹那です!」
可愛らしく頭を下げる木乃香ちゃと刹那ちゃん、よく見れば木乃香ちゃんは詠春奥さんによく似てる。醸し出す雰囲気なんてそっくりだ
「なぁなぁ、この人だれ?」
「うん?あぁお父さんの友人だよ」
「俺も自己紹介しないとな、アレンだ、よろしく、木乃香ちゃん、刹那ちゃん」
「よろしくです〜」
「よ、よろしくです」
「すまいが、木乃香と刹那は向こうで遊んで来てくれるかい?」
「は〜い、行こ、せっちゃん!」
「ちょ、まってこのちゃん!しつれいしました!」
そう言って元気に部屋を出て行く、二人、元気だな〜
「あの堅物男がまさか娘を持つお父さんになるとはわねぇ〜、随分時間があったもんだ、よく見ればお前老けたな」
「お前が変わらないだけだ、後俺は堅物なんかじゃない!お前達の常識が無さ過ぎるんだ!」
「まぁまぁそう声を荒げるなよ。でもまさか二人も娘が居たなんてな、俺はてっきり一人かと」
「その事なんだが実は、刹那は私の娘なんじゃないだ」
詠春が神妙な顔で言ってくる。そお言えば刹那ちゃんは苗字が桜咲だったな。
「木乃香ちゃんの護衛か?幾らなんでも大袈裟だろ、此処に襲ってくる奴なんて・・・居ない事は無いか、こっちもやっぱり物騒なのか?」
「ええ、そうですね、・・・大抵の者は私の言う事を聞いてくれるのですが、中には木乃香を誘拐しそれを気に関東のものと戦をし様とするものが居るので・・・」
「サムライマスター詠春の娘を誘拐するなんて自殺行為だろ・・・」
「組織の長になると貴方みたいに何事も力付くとはいかないんですよ・・・・それに刹那の場合は少し事情が有りまして・・・・」
疲れた顔をしてお茶を飲む詠春・・・何か随分老けたな。苦労してるんだな。刹那ちゃんの事情?う〜ん、なんだろ、詠春の隠れ子か?いや、でも何時だ・・・俺達と出会った時点で婚約は決ってたし・・・大戦時なんてそりゃ俺やラカンはとも角、詠春はむっつりだしな・・・
「何時の子だ?」
「なんとなくそんな事だろうろとは思ってたよ!!」
どうやら違うみたいだ、じゃあなんだよ!俺はこう言うの苦手なんだよ!
「あの子はハーフなんだ・・・」
「・・・で?」
「鳥族とのハーフで翼が白なんだ」
「だから?あれか白だから皇女かなにかか?なんで俺達の女性人はそんな人ばっかりなんだよ」
「違う、お前はやっぱりなにも思わないんだな」
「そりゃ〜お前こっち側に関わる者として、たかがハーフで騒いでる様じゃモグリだろ?」
100歩譲って旧世界ならあまり出会わないかもしれないが、魔法世界に行
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