翼竜人
[5/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
」
「私、ヨシアに会いに来たんです」
そして俺たちは二人の話を聞くことになった。
二人は恋人でたまたま森で怪我を治したことからきっかけに恋人になっていったようだ。なんともベタな。
そしてアイーシャは今回ヨシアにお別れを言いに来たようだ。
翼人たちは争うくらいなら増えなくていいと、場所を移すことを決定したらしい。
ヨシアはタバサにお引き取りください!と懇願するが、タバサは首を縦に振らない。
そしてタバサは杖を持ち始め。
「ヨシアを殺すなら、私を先に殺してください!」
アイーシャがヨシアをかばう。
タバサは
「それでいく」
「「?」」
二人は突然の言葉にわけが分からないといった様子。
俺はフォローを入れとくことにした。
「タバサは翼人たちとお互い協力しなければできないことがあるのを村の連中に見せつけようと言いたいらしい。それでいいかタバサ?」
俺はタバサのほうに向くとコクリと頷く。
「アル、凶暴そうな召喚獣はいる?」
「ああ、だが今回は誤解を招かないようにシルフィードは隠れてないといけない」
「「?」」
二人はさらに首をかしげることになった。
翌朝……
「迷い込んだ火竜が暴走しているだって?」
村は騒然となった。
今、村ではアルの召喚したゲルニカが村人や建物に被害が出ないように暴れていた。
「ぐおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
と吼え小さくブレスを吐く。村人を驚かすのには十分だ。
村人は急いでタバサの元に向かう
「騎士さま!村に竜が現れ大変なことになっております!」
そしてタバサは竜と対峙する。
ちなみに俺は隠れてこっそりゲルニカに指示をだしてる。
タバサは
「精神集中、一呪入魂、仇敵殲滅、雪風魔法。静まれ!火竜!」
なんだそのセリフ。芝居するにしても何とかならなかったのか……
そして俺は軽めにタバサにブレスを吐くようゲルニカに伝える。
「がぁぁぁぁぁぁぁ!!」
とゲルニカがタバサにブレスを放つ。
「最強呪文!風棍棒!」
いや、ただのエア・ハンマーだし……何?風棍棒って。村人たちも最強なのに棍棒?とか言ってるぞ。
エア・ハンマーはブレスの炎を散らしながらゲルニカの頭に当たる。すまんゲルニカ耐えてくれ。
続けてタバサはウィンディ・アイシクルを放つ。俺はゲルニカに空に逃げるよう指示をだす。
空にとんだゲルニカをタバサは追う
「騎士とて飛ぶ。飛ぶ騎士である」
もう何がなにやらわからないセリフだ。タバサは演技が下手なんだろうか?
だが本人はノリノリである。意外な一面を見た……
だがフライの魔法中は他の魔法が使えないのでゲルニカの攻撃を避けるだ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ